第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館 帰国記念展

塩田千春『鍵のかかった部屋』

  • 日時 2016/9/14(水)~2016/10/10(月・祝)
  • 会場 中スタジオ
展示空間に糸を張り巡らせるインスタレーションや、ドレス、ベッド、靴や旅行鞄など、日常生活のなかで人が使用した痕跡と記憶を内包するマテリアルを用い、大規模な作品を制作するベルリン在住の塩田千春。彼女は、使用する様々なマテリアルを独自の手法により構成し、完成した展示作品は卓越した美しさを保ち、新鮮さ、力強さを失うことなく、われわれの心と身体に静かに浸透して行く。ゆえに、彼女の作品は、言葉や文化的歴史的背景、政治・社会状況の違いを越えて、世界各国の鑑賞者に感動を与え、これまで日本、欧米、中東、オセアニア、そしてアジア諸国など、約200の展覧会で紹介されている。約120年の歴史をもち世界的な評価を得るヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展。2015年、日本代表作家として第56回の同展の日本館に出品し各国から来場した鑑賞者、批評家、メディアから高い評価を得た展示《掌の鍵》を、今回帰国記念展としてKAAT神奈川芸術劇場で再構成し新作を展示します。本展でも、ビエンナーレで使用した大量の赤い糸、世界中から提供された人が使った鍵そして新たに5つの古い扉を使用し《鍵のかかった部屋》と題し制作展示します。塩田特有の、新鮮さ、力強さを発する本作は観る者の心を大きく揺さぶることでしょう。




http://kaat-seasons.com/chiharushiota/

※会期中、土曜日・日曜日の14:00より会場内でキュレーターチームによるトークを行います。

カタログは売り切れました。
This exhibition catalog was sold out.


※9月14日(水)14:00〜
作家&キュレーターによるトークとサイン会をおこないます。

終了いたしました。





撮影:サニー・マンク


《作家プロフィール》

塩田千春 Chiharu Shiota
1972年大阪府生まれ。ベルリン在住。生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」、「存在とは何か」を探求しつつ大規模なインスタレーションを中心に、立体、写真、映像など多様な手法を用いた作品を制作。 2007年、神奈川県民ホールギャラリーの個展「沈黙から」で芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2015年、 第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館作家として選出される。国内の主な個展に、高知県立美術館(13年)、丸亀市猪熊弦一郎 現代美術館(12年)、国立国際美術館(08年)など。
http://www.chiharu-shiota.com


→塩田千春展のチラシダウンロードはこちら!
→ダンス・音楽プログラムのチラシダウンロードはこちら!



企画・構成:中野仁詞

主催:KAAT神奈川芸術劇場
助成: 芸術文化振興基金
協賛:
協力:ケンジタキギャラリー
お問合せ:KAAT神奈川芸術劇場 TEL 045-633‐6500(代表) http://www.kaat.jp/

 

スケジュール

10:00~18:00
※会期中無休
※入場は閉場の30分前まで

チケット

当日券
当日券 3階会場入り口にて販売 一般900円 / 学生・65歳以上500円 / 高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
※10名以上の団体は100円引き
チケット料金
一般900円 / 学生・65歳以上500円 / 高校生以下無料 ※障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料 ※10名以上の団体は100円引き

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