KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

「人類史」

  • 日時 2020/10/23(金)~2020/11/3(火・祝)
  • KAme
    先行
    2020/9/12(土)
  • 一般発売 2020/9/19(土)

人類200万年の歴史を一挙に駆け抜ける!
二足歩行、言語の獲得、コミュニケーションによる表現の進化
科学革命による圧倒的な進化を遂げてなお、人類の未来は発展し続ける

 

開館10周年を迎えるKAATでは、今秋、劇作家・演出家、谷賢一とともに、誰も想像しえない壮大な舞台表現に挑戦します。2019年、福島と原発の歴史を問い直した「福島三部作」で社会問題に鋭く切り込み、岸田國士戯曲賞・鶴屋南北戯曲賞をダブル受賞した谷が次に挑戦するのは、人類の歴史。我々人類が、他の人類種を根絶やしにし、力の強い他の生物を押しのけてこの地球の頂点に君臨できたのはなぜか?その謎をホモ・サピエンスだけが持つ「虚構を信じる」という特殊な能力から読み解いたユニークな学説に着目し、言葉、身体表現、音楽が混然一体となった演劇ならではのアプローチで人類史を描き、スケールの大きい舞台作品の実現を目指します!

 

作・演出:谷賢一
音楽:志磨遼平(ドレスコーズ)
振付:エラ・ホチルド 

     

 

出演:東出昌大 昆夏美 /山路和弘 
秋葉陽司 浅沼圭 生島翔 植田崇幸
大久保眞希 奥村佳恵 小山萌子
谷本充弘  内藤治水 中林舞 名児耶ゆり
奈良坂潤紀 仁田晶凱 福原冠 村岡哲至


出演者降板のお知らせ
本公演「人類史」に出演を予定しておりました栗朱音さんは、体調を崩し療養が必要となったため、降板することとなりました。(感染症ではございません。)

なお、この変更に伴うチケットの払い戻しはいたしませんので、ご了承ください。


〔STAFF〕
作・演出: 谷賢一
音楽:志磨遼平(ドレスコーズ)
振付:エラ・ホチルド          
美術:堀尾幸男
照明:齋藤茂男
音響:鹿野英之
映像:松澤延拓・新保瑛加
衣裳:堂本教子
ヘアメイク:谷口ユリエ
振付助手:皆川まゆむ
演出助手:渡邊千穂
舞台監督:横沢紅太郎
企画・制作:KAAT神奈川芸術劇場/ゴーチ・ブラザーズ


<10/25 更新 SPOT動画公開!>

公演のSPOT動画を公開しました。ぜひご覧ください。

「人類史」SPOT動画


10/24 更新 舞台写真&作・演出 谷賢一コメント掲載!>撮影:宮川舞子

作・演出 谷賢一 初日コメント
前代未聞の、空前絶後の、全く新しい演劇作品ができました。23年間演劇一筋でやってきた私の集大成であり、総決算であり、最高傑作です。エラ・ホチルドの振付、志磨遼平の音楽、スタッフ各位の仕事が非常に美しく、文化とは何か、文明とは何か、芸術とは何か、知識とは何か、考えさせられます。
そして私たちスタッフが用意した器、舞台、背景の中で息づく俳優たちの身体と言葉。劇場でしか感じられない生命がここにあります。キャストは全員PCR検査陰性でした。コロナ禍だからこそ、観に来て頂ければ幸いです。

                                            

【物語】
今から約200万年前。まだサルの一種に過ぎなかった人間は、肉食動物に追い回され、両手両足を使って地べたを這い回り、木の実や虫を食べて暮らしていた。それがあるとき二足歩行を始めたことで道具・言語・火などを手に入れ、またたく間に文明を開花させ動物界の頂点に立つ。やがて高度な社会を形成し、ついには科学の力によって宇宙の仕組みにまで到達することになるが、その驚異の発展を支えたのは「想像力」、見えないものを見る力だった・・・・。

物語は、数万年単位で時間を跳躍しながら進んでいき、どの時代・どの場所にも何故か同じ顔・姿をした「若い男」「若い女」「老人」が登場する。それらは遠い先祖・子孫の関係のようにも見えるし、生まれ変わりのようにも見える。同じ顔・姿をしたこの三者を中心に200万年の人類史を駆け抜ける!

 

【人類史】によせて 谷賢一
怒涛のように、濁流のように通り過ぎる日常を一時停止して、人間について考える。人生について考える。それこそが劇場の意義だ。こうも慌ただしい日々を生きていると考えが及ばないが、「人間とは何だろう?」、そう改めて考えることができる場所が劇場である。劇場は省察の場所であり、哲学の場所であり、祈りの場所だ。
 本作『人類史』とは大きく出たが、要は人類がどう成長し、繁栄して来たかを描く一つの成長物語である。なぜ人類は他の生物を圧倒し得たか? どのように文化やコミュニケーションを発展させてきたか? その変遷をエラ・ホチルドの振付によるダンスと志磨遼平の作曲による音楽、そして演劇で描き出す。日常を一時停止して、考えてみよう。人類とは一体どのようにして、今日ここまで辿り着いたのか?

【掲載情報】

9/10  TOKYOFM「スカイロケットカンパニー」 東出昌大さん 出演

9/16発売 素敵なあの人 公演情報

9/27発売 ベストステージ 公演情報

10/5  日本経済新聞 公演情報

10/7発売 InRed 公演情報

10/7発売 大人のおしゃれ手帖 公演情報

10/13  読売新聞夕刊 東出昌大さんインタビュー

10/13  日刊スポーツ 生島翔さんインタビュー

10/16  ぴあ 昆夏美さんインタビュー

10/17 産経新聞WEB 昆夏美さんインタビュー

10/17 WHAT's IN tokyo? 東出昌大さんインタビュー

10/21 SPICE  谷賢一さん、東出昌大さんインタビュー

10/22 朝日新聞夕刊 谷賢一さんインタビュー

10/23 神奈川新聞 谷賢一さんインタビュー


〔プロフィール〕
作・演出:谷賢一
1982年、福島県生まれ。千葉県育ち。
明治大学演劇学専攻、ならびに英国にて演劇学を学んだ後、
2005年劇団DULL-COLORED POPを旗揚げ。ポップでロックな創作スタイルで脚本・演出ともに高い評価を受ける。
2019年、福島県と原発の歴史を3部構成で描いた『福島三部作』を一挙上演し、10,000人を動員。
この作品で、第64回岸田國士戯曲賞、第23回鶴屋南北戯曲賞を受賞。
また、2020年、作・演出・出演の完全一人芝居『アンチフィクション』を上演。
一方で劇団外の活動も活発に行っており、『エブリ・ブリリアント・シング』(2020/翻訳・演出)、『三文オペラ』(2018上演台本・演出)などや海外演出家とのコラボレーション作品も脚本や演出補として数多く手がけている。

 

 

<ご来場の皆さまへのお願い>

KAAT神奈川芸術劇場では新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底し主催公演を実施します。ご来場前に必ず、劇場HPの「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。また、当面の間、入場者数を制限して上演します。

体調不良・感染予防のためにご来場いただけないお客様へのご案内 こちらから


企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:イスラエル大使館
後援:横浜アーツフェスティバル実行委員会

お問合せ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)

 

 

スケジュール

10.23(金) 19:00
10.24(土) 14:00
10.25(日) 14:00
10.26(月) 休演
10.27(火) 14:00◎
10.28(水) 19:00
10.29(木) 19:00
10.30(金) 休演
10.31(土) 14:00◎
11.1(日) 14:00
11.2(月)19:00
11.3(火・祝) 14:00

開場は開演の45分前
◎=託児サービスのある回 要事前予約・有料(マザーズ 0120-788-222)


チケット

当日券
開演の1時間前より、5階ホール入口の当日券売場にて販売いたします。
11/2(月)、A席売り切れ。S席のみ残少です。
3(火・祝)は枚数は僅少となります。席種(S席、A席)はお選びいただけない可能性がございます。

※ご購入者名及び連絡先をお伺いいたします。予めご了承ください。

上演時間:2時間45分(休憩含む)

※未就学児の入場はご遠慮ください。
※各種割引チケットは前売りのみの取扱い

※前売りチケットは、各公演日前日まで好評発売中!
チケット発売日

KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2020/9/12(土) ~

かながわメンバーズ入会はこちら

一般:2020/9/19(土)

チケット料金
全席指定 S席:7,500円 A席:5,000円 U24チケット(24歳以下):3,750円 高校生以下割引:1,000円   シルバー割引(満65歳以上):7,000円  ※U24、高校生以下、シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEBにて9月19日より取扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書) ※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問い合わせください。 ※未就学児の入場はご遠慮ください。 ※営利目的の転売禁止。 ※本公演はライブ配信の予定はございません。

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