KAAT舞台技術ワークショップ「創作を支える舞台技術」開催!

  • 日時 2012/2/21(火)~2012/2/24(金)
  • 会場 ホール

▼全日程のお申込が定員に達しました。受付を終了しています。

 

神奈川芸術劇場は、作品創作をおこなう「創造型劇場」として、2011年1月、産声を上げ、これまで1年ほどの間に、様々な作品が生み出され、上演されてきました。

劇場がより豊かな創造の現場であるために、また創作の現場を目指す方が知見を増やす場として、「舞台技術ワークショップ」を開催致します。作品創作や上演に、舞台技術がどのように関わっているのか―演出やデザインの実現を支える力としての舞台技術について、実際に体験し考察する4日間です。

KAAT舞台技術ワークショップ
「創作を支える舞台技術」

2012年2月21日(火)~24日(金)
<午前10時~午後6時 予定>
会場:KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉

チラシ(お申込書)PDFダウンロード
KAAT舞台技術ワークショップ_チラシ2012.pdf


<日程・内容>

2月21日(火)・22日(水)
※2日間続けての参加が原則です

①「創作を支える舞台技術を体験する――舞台芸術の現場で、マネージメントを志すすべての人へ」

実際に身体を動かし機材を扱いながら、劇場で創作あるいは上演のために活用されている舞台技術を体験します。大道具、照明、音響、映像、舞台監督など、様々な分野における技術の在り様をわかりやすく実感できるようなプログラムです。
2日間で、照明、音響、大道具、舞台監督業務、俳優の立場で動いてみるなど、少しずつ実際の仕事(動き)を体験し、そこにどのような意図があるのか、あるいは安全な作業のためにどのような点に注意を払うべきなのかを実感していきます。
これから舞台監督やプロダクション・マネージャーなどを目指そうとする経験の少ない技術者の方や初心者の方にとって、視野を広げる絶好の機会となります。また、自分の専門分野以外について知見を広めたいと考える方、また舞台の現場を体験されたい制作の方も、ぜひご参加ください。

2月23日(木)

②「創作を支える舞台技術 -- 電気を取り扱う」

現代の劇場において、様々な演出効果を実現するために不可欠な要素は、電源=電気です。しかも機材の高度化や海外との交流の増加によって、様々な状況に対応する必要が増しています。照明、音響、映像、電飾、仮設舞台機構などの各分野を横断的に見ながら、様々な電源の種類、用途、設備を現場の業務に即して概観し、安全に電気を扱うための知識を整理していきます。

2月24日(金)

③「創作を支える舞台技術 -- 吊りものをレイアウトする」

劇場においては、多様な演出効果や安全確保のために、照明機材、音響機材、大道具など様々なものが、バトンを使って吊られています。それぞれに適切なバトン位置があり、それら全体のレイアウトを「バトン割」と呼んでいます。また、吊りものの高さのことを「タッパ」と呼び、演目や求める演出効果によって決められていきます。これらを適切に決めていくためには、何を考えて、どのようにプロダクションの中で調整していけばよいのかを考えていきます。

<対象>
劇場・ホールの舞台技術スタッフの方、またそれを目指している方
劇場・ホールの管理運営業務または企画制作業務に従事している方で舞台技術全般について知識を必要としている方
制作・実演団体等の技術スタッフの方、または舞台技術の習得を必要としている方
その他、舞台技術を中心に、劇場・ホールの管理運営全般に興味のある方

<参加費>
各日 1,000円 2日間以上参加の場合 2,000円  参加費は当日受付にてお支払い下さい。

<定員>
各日30名(先着順)

<お申し込み>
メールもしくはFAXで必要事項(下記の※)をお送り下さい。
メール oubo@kanagawa-af.org
FAX 045-681-1691

※必要事項:お名前(フリガナ)、勤務先・学校名、職種、連絡先、参加希望日、舞台技術の経験がある方はその内容、その他(このワークショップへの期待、参加する理由など)

※全ての回で定員に達しました。お申込受付を終了しました。


お問い合わせ KAAT神奈川芸術劇場 電話:045-633-6500(代表)


主催:神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団) 
共催:神奈川県公立文化施設協議会(23日)


文化庁平成23年度優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業