KAATキッズ・プログラム2022
「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」
- 日時 2022/7/20(水)~2022/7/24(日)
- 会場 大スタジオ
- 料金 おとな:3,500円 / こども(4歳~高校生):1,000円
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KAme
先行 2022/5/28(土) - 一般発売 2022/6/4(土)
【PV公開!】KAATキッズ・プログラム2022「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」|再演
KAATキッズ・プログラム2022「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」振り付けレッスン動画
KAAT神奈川芸術劇場 RADIO KAAT VOL.1 ゲスト:北村明子さん、大小島真木さん
PV撮影・編集:松澤延拓
※初演時の映像を使用しております
公演情報
【当日券情報】
前売り券販売終了後、残席がある場合のみ開演の30分前から、5階大スタジオ当日券売場にて販売いたします。
<上演時間:約75分(休憩なし)>
※ご購入者名及び連絡先をお伺いいたします。予めご了承ください。
※3歳以下のお子様はご入場いただけません。
■各公演の開演2時間前まで前売り券をご購入いただけます。是非ご利用ください!
詳細はこちらをご覧ください。
>>公演日程
☆ワークショップについて☆
※各公演・開演1時間前~1階アトリウムにてお面づくり体験を開催しております。
※各公演・開演前に客席にて簡単なダンスのレッスンがございます。
お時間に余裕を持ってご来場ください。
テクテク、 新しい世界に行ってみよう。
ウキウキ、そこには何があるんだろう。
ワクワク、そこでは誰と会えるんだろう。
ドキドキ、からだが勝手に踊り出す!
さぁ、KAATでいっしょにマナツノ ボウケンにでかけよう!
ステキなダンスと美術でお届けする、ワクワクドキドキ、お盆のふしぎなボウケン!
おとなもこどもも一緒に踊れる、“体感型”キッズ・プログラム待望の再演!
昨年多くの方にご参加頂き、盛り上がりを見せたアトリウムでのお面づくり体験や、開演前のダンスレッスンも引き続き開催予定です。
今年はさらに、KAATを飛び出して久留米と豊橋にもボウケンに出かけます。
どうぞお楽しみに!
振付・演出:北村明子
美術:大小島真木
出演:川合ロン 清家悠圭 岡村樹 黒須育海 井田亜彩実 永井直也
関連ワークショップは今年も開催!
【いっしょにへんしん!お面づくり体験】
KAAT1階アトリウムに、お面づくりコーナーがあります。
お面はこのボウケンにとって大事なアイテム!
自分だけのオリジナルのお面をつけて、公演に参加しよう!
<開催日・受付時間>各公演 開演1時間前〜30分前まで(予約不要)
<開催場所>KAAT 1階アトリウム
<所要時間>15分程度
■4種類のお面からひとつ選んで、お面についてくるイラストから好きなパーツを切り抜いて貼り付けよう!
ハサミ・セロテープのご用意はございます。※使いやすいハサミがあったら、お持ちください!
※客席にもすぐつけられる簡易的なお面のご用意がございます。
昨年の力作お面はInstagramにて #ククノチお面 で検索!
おうちでもワクワクお面をつくろう!
お面の台紙、パーツ用のイラストをダウンロードしてください。<台紙/パーツ①・②・③>
台紙、パーツ用のイラストは各6種類あります。お好きなものを印刷してください。
※台紙は厚めの紙への印刷や、印刷して厚めの紙に貼ってからの作成をおすすめします。
事前におうちでつくって劇場にもってきてもOK!
見た後に何度もつくってOK!
☆お面の写真をInstagramに投稿してみませんか?☆
「#ククノチお面」を付けて投稿してください。
KAAT公式Instagramにてリポスト・大小島さんよりコメントが届くかも!
(リポストやメンションを控えてほしい場合はその旨記載してください。)
【いっしょにおどろう!5分間ダンスレッスン】
開演前、客席にて出演ダンサーがダンスの振付をお教えします。
公演中に、みんなで踊るシーンがあります!
ダンサーといっしょに踊ってみよう!
<開催日>各公演・開演5分前
<開催場所>客席にて
<所要時間>5分程度
【あらすじ】
夏休み、どこにも行けず、ひとりぼっちの男の子。とある公園で遊んでいると森の精霊たちに出会い、ふしぎなボウケンの旅に出る。この世とあの世をつなぐボウケントンネルをくぐると、森の奥深くに木の神様ククノチが現れる。男の子はククノチから、生と死は遠いものではなく、亡くなった親しい人たちは自然に還っていくことを知る。森の儀式が繰り広げられ、やがて大好きだったおばあちゃんの姿が見えてくる・・・。
振付・演出家コメント
ククノチ テクテク マナツノ ボウケンがバージョンアップして帰ってきました!
このダンス作品は、古来より日本に伝わり、豊かな文化である祖先を弔う「お盆」をテーマと決め、クリエイションをスタートさせました。
キッズに真剣勝負を申し込む、そんな心づもりで、私が創作活動で長らく考え続けている死者とともにある生活文化や普段は見えない世界への創造と接続するダンスワールドを展開しました。そこでは、私たちの身体が持つ力、魅力、そして、その身体がなすダンスを捧げることが何であるかを問いかけていきます。ダンスとは躍動する身体の美しさ、楽しさだけではなく、過去・現在・未来を繋げていく肉体的精神的行為、祈り、生きているわたしたちの存在そのものでもあるのです。コンテンポラリーダンスは解釈が難しい・・・なんていっている間もないくらい、こどもたちは時には笑い、時には恐怖に慄きながら、最後は嬉々として踊り、冒険を楽しんでくれました。私も客席でお客さまと一緒になって、この世界への冒険に同行し、その身体感覚を共にすることがこの夏にも出来るのを楽しみにしています。
再演バージョンでは、鑑賞者のみなさんがより多くのシーンでダンスに参加する仕立てとなっています。ダンスは、生の儚さや死の悲しみや自然への畏怖、死生観にも触れていく思考の扉でもあるのです。ダンスの楽しさや奥深さを、ご家族でご一緒に体感していただければ幸いです。
北村明子
美術家コメント
ククノチテクテク真夏の冒険。ククノチという木の神様に誘われるまま、テクテク、テクテク、日常から異界へ。
あちら側とこちら側の狭間にある世界に行って、そしてまた戻ってくる、ひと夏の冒険の物語です。
主人公は精霊たちと共に深い森の道を進んでいき、そこでいるはずのない死者たちと出会います。会いたかった人、会えなくなってしまった人。伝えたかったこと、伝えきれなかったこと。死と生が混ざり合う場所で、主人公は死者たちと何を語らうのでしょうか。
目に見えていることが世界の全てではありません。それは決して比喩ではなくて、私たちは本当に目には見えないものたちによって生かされています。私たちの体にもたくさんの目に見えない菌がいます。私たちの足下にある土には数えきれないくらいの目には見えない命がうごめいています。
あちら側の世界から戻ってきたとき、主人公の暮らしている日常の世界は、これまでとは少し変わっているかもしれません。私たちを包み、生かしている、目には見えないたくさんの存在が、これまでより身近に感じられるようになっているはずです。そう、本当のところ、こちらの世界とあちらの世界はずっと繋がっていたんです。精霊たちはいつだって、私たちのすぐそばで、唄い、踊っています。
大小島真木
【プロフィール】
振付・演出:北村明子
ダンサー・振付家、信州大学人文学部教授。
バレエ、ストリートダンス、インドネシア武術を学び、大学院在学中の1994年ダンス・カンパニー、レニ・バッソを創設。1995年文化庁派遣在外研修員としてベルリンに留学。帰国後、独自の振付方法である「グリッド・システム」を実践。ダンスと光、リズム、映像が交錯し展開する作品スタイルを確立する。2001年代表作『finks』を発表。世界60都市以上で上演され、モントリオールHOUR紙の2005年ベストダンス作品賞を受賞。2010年よりソロ活動として、リサーチとクリエイションを行う国際共同制作プロジェクトを展開。これまでに<To Belong project> <Cross Transit project>を行い、国内外で上演。2018年に発表した『土の脈』は、第13回日本ダンスフォーラム大賞を受賞。2020年よりアイルランド~中央アジア~日本を越境する <Echoes of Calling project>を始動する。「身体の思考」をもとに幅広く活動を行いながら、大学では、身体論、演出論、舞踊論の視点から「メディアとしての身体」をテーマに研究を行う。
美術:大小島真木
1987年東京生まれ。
異なるものたちの環世界、その「あいだ」に立ち、絡まり合う生と死の諸相を描くことを追求している。インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで滞在制作。2014年にVOCA奨励賞を受賞。2017年にはアニエスベーが支援するTara Ocean 財団が率いる科学探査船タラ号太平洋プロジェクトに参加。主な個展に、「骨、身体の中の固形の海。- 植物が石化する。」(2019年、HARUKAITO、東京)、「L’oeil de la Baleine/ 鯨の目」(2019年、フランス・パリ水族館)、「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」(2015年、第一生命ギャラリー)。主な参加展覧会に、「コロナ禍とアマビエ」(2022年、角川武蔵野ミュージアム)、「Re construction 再構築」(2020年、練馬区立美術館)、「いのち耕す場所」(2019年、青森県立美術館)、「瀬戸内国際芸術祭-粟島」(2019年)。また、「ククノチ テクテク マナツノ ボウケン」(2021年、KAAT神奈川芸術劇場)で舞台美術を手がける。ウォールアートプロジェクトのオーガナイズにより、インドの学校4校にて壁画を制作。東久留米市南沢氷川神社に天井画奉納、多摩六都科学館のプラネタリウム全天88星座の原画、東京大学海洋研究センターへの天井画、東京大学本郷キャンパスへの壁画を制作するなど多方面で活動している。主な出版物として「鯨の目(museum shop T)」など。
【舞台写真掲載】7/20 撮影:大洞博靖
掲載情報
7/16 チケットぴあ 川合ロンさん、黒須育海さん インタビュー
7/17 BITEキャラバンのラジオ ー演劇の話をしますー ①/②
7/20 SPICE 川合ロンさん、黒須育海さん インタビュー
【客席イメージ図】
<ご来場の皆さまへのお願い>
KAAT神奈川芸術劇場では新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底し主催公演を実施します。ご来場前に必ず、劇場HPの「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
【STAFF】
振付・演出:北村明子
美術 :大小島真木
音楽 :横山裕章
照明 :髙田政義
音響 :星野大輔
映像 :栗山聡之
衣裳 :池田木綿子
演出助手 :福岡聡
舞台監督 :川口眞人
企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場
後援:神奈川県教育委員会 横浜市教育委員会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
お問合せ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
スケジュール
開場は開演の30分前
◎=託児サービスあり 公演一週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)
※誠に恐れ入りますが感染症拡大防止の観点より、お祝い花(ロビー花・楽屋花)、プレゼント、お手紙など差し入れは辞退申し上げます。
◇久留米公演
2022年8月14日(日) 15:00開演
会場:久留米シティプラザ 久留米座
お問合せ:久留米シティプラザ2階総合受付
TEL 0942-36-3000(10:00~19:00/全館保守点検による休館あり)
◇豊橋公演
2022年8月23日(火) 15:00開演、24日(水) 14:00開演
会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
お問合せ:プラットチケットセンター
TEL 0532-39-3090(10:00~19:00休館日除く)
チケット
チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2022/5/28(土) ~2022/6/3(金) かながわメンバーズ入会はこちら一般:2022/6/4(土) |
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チケット料金 |
全席指定(税込) こども(4歳~高校生):1,000円
KAATキッズ・プログラム『さいごの1つ前』との2作品セット券 一緒に買うと、おとなは500円・こどもは200円お得に! おとな:7,500円 こども(4歳~高校生):1,800円
※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問い合わせください。 ※4歳未満のお子様はご入場いただけません。 ※営利目的の転売禁止。 |
8月のKAATキッズ・プログラム
『さいごの1つ前』8月10日(水)~21日(日)
天国と地獄の分かれ道で、なくした記憶をさがすおしばい
↓詳しくはこちらをチェック!