【公演中止】KUNIO16『ゴドーを待ちながら』
原作:Samuel BECKETT“EN ATTENDANT GODOT”
翻訳:河合祥一郎
演出・美術:杉原邦生
出演:小田豊 外山誠二 / 大村わたる リー5世 中山翔貴
- 日時 2024/6/22(土)~2024/6/30(日)
- 会場 中スタジオ
- 料金 一般:5,500円 / プレビュー割引(6/22のみ):4,500円 / 夜割引:5,000円(6/27のみ)/ 25才以下割引:3,500円
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KAme
先行 2024/5/12(日) - 一般発売 2024/5/18(土)
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お問い
合わせ KUNIO / 合同会社KUNIO,Inc. info@kunio.me
ニュース
公演情報
KUNIO16『ゴドーを待ちながら』公演の中止に伴う払い戻しのお知らせ
<2024年5月31日(金)更新>
6月22日(土)〜30日(日)公演のチケット代金の払い戻しにつきまして、詳細が決まりましたのでご案内申し上げます。
詳細は下記をご覧下さい。
https://www.kaat.jp/news_detail/2517
提携公演 KUNIO16『ゴドーを待ちながら』公演中止のお知らせ
<2024年5月29日(水)更新>
6月22日(土)〜30日(日)に中スタジオにて上演を予定しておりましたKUNIO16『ゴドーを待ちながら』公演について、演出の杉原邦生さんの体調不良のため公演を中止とさせていただくこととなりました。
ご来場を楽しみにお待ちいただいていたお客様には多大なご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。
公演中止に伴う前売チケットの払戻し方法につきましては、後日、下記の公式サイト内にてご案内いたします。
今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。払い戻しのご案内までチケットはお手元にお持ちくださいますようお願いいたします。
https://kunio.me/stage/kunio16/
『グリークス』から約5年ぶりのKUNIO新作公演
Samuel BECKETT “EN ATTENDANT GODOT” を河合祥一郎による翻訳、杉原邦生演出・美術でおくるKUNIO版『ゴドーを待ちながら』
『ゴドーを待ちながら』は、サミュエル・ベケットが1952年にフランス語で初出版し、その翌年にパリで初演されて以降、不条理演劇の代名詞として演劇史にその名を残し、今日まで多くの演出家によって上演し続けられている戯曲です。
今回、KUNIOでは、2016年に河合祥一郎氏が主宰する“Kawai Project”での上演時に新翻訳を行った台本(未出版)を元に上演を行います。
前文略) 河合祥一郎 |
河合氏は翻訳にあたって、1952年にミニュイ社が刊行したフランス語第二版を底本としています。
その理由として1953年1月5日にパリのバビロン劇場で初演後、ベケット自身が英訳し1954年にニューヨークのグローヴ・プレス社から出版した英語初版が、フランス語第二版をもとにしているからで、細かな幾つかの表現において、ベケット自身が改定を行い第二版としたことが明白であるため、と記されています。
河合氏の翻訳には注釈が添付されており、フランス語版初版と第二版(英語版)との違いが詳細に記されています。KUNIOでは今回、その注釈を頼りに、言葉の変化ひとつひとつを丁寧に見つめ直し、時に河合氏とのディスカッションを交えながら、ベケットの思考の変遷を辿るようにして台本を整理していきました。この作業には、これまで『ハムレット』(2014)、『夏の夜の夢』(2017)、『グリークス』(2019)等、翻訳戯曲の新訳上演にこだわってきたKUNIOの創作スタイルが大いに生かされています。翻訳により原作のもつ力が最大限に引き出された上演台本とともに、現代の観客へダイレクトに届く『ゴドーを待ちながら』を目指します。ご期待ください。
あらすじ
木が一本立つ田舎の一本道。夕暮れ。
ヴラディーミルとエストラゴン2人の男がゴドーという人物を待ち続けている。しかし2人はゴドーに会ったことはないらしく、滑稽で実りのない会話を交わし続け、暇をつぶしている。だが、いつまで経ってもゴドーはやって来る様子はない……
公演情報ページ>>https://kunio.me/stage/kunio16/
キャスト・スタッフ
原作:Samuel BECKETT “EN ATTENDANT GODOT”
翻訳:河合祥一郎
演出・美術:杉原邦生
出演:小田豊、外山誠二 / 大村わたる、リー5世、中山翔貴
河合祥一郎
1960年⽣まれ。東京⼤学⼤学院教授、元⽇本シェイクスピア協会会⻑、新国⽴劇場運営財団評議員、早川清⽂学振興財団評議員、放送⽂化基⾦賞テレビドラマ番組委員⻑、新国⽴劇場演劇研修所・⽂学座研修所講師、⽂藝協会会員。
1981年から6年間、早稲⽥⼩劇場及び利賀村世界演劇祭の通訳を務める。1989-94, 97-99年の計7年ケンブリッジに留学、1999年ケンブリッジ⼤学より博⼠号取得。1997年に東京⼤学にも別の博⼠号論⽂を提出し、⽇英両⽅の博⼠号を得ている。
著書は、『シェイクスピア〜⼈⽣劇場の達⼈』(中公新書)、『シェイクスピアの正体』(新潮⽂庫)、『謎解き「ハムレット」』(ちくま学芸⽂庫)、『ハムレットは太っていた!』(⽩⽔社、サントリー学芸賞受賞)、『シェイクスピア「ハムレット」』(NHK「100分de名著」ブックス)、『あらすじで読むシェイクスピア』(祥伝社新書)、共著The Cambridge Guide to the Worlds of Shakespeare (CUP)、共著The Routledge Companion to Directorsʼ Shakespeare(Routledge)、The Routledge Handbook of Shakespeare and Interface (Routledge) ほか多数。
また、⾓川⽂庫からは“河合祥⼀郎のシェイクスピア新訳”シリーズや、『ポー傑作選』全3巻、児童⽂学新訳も刊⾏中。光⽂社古典新訳⽂庫からは、ソポクレス『オイディプス王』、モーム『⼈間のしがらみ』(上下)を刊⾏。
戯曲には、『リチャード三世』を狂⾔化した『国盗⼈』、『ANJIN〜イングリッシュ・サムライ』(家康と按針)(共同執筆)、『ウィルを待ちながら』、『悪い仲間』、⽂楽『不破留寿之太夫』、狂⾔『根⽇⼥』などがある。
杉原邦生
演出家、舞台美術家。KUNIO主宰。
京都造形芸術大学(現・京都芸術大学) 卒業。同学科在籍中より、演出・舞台美術を中心に活動。2004年、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げる。
国内外の骨太な戯曲の本質を浮き彫りにしてみせると同時に、観客の予測を裏切るような仕掛けや、ポップかつダイナミックでありながらも繊細な演出が特長。
KUNIOでの演出作品には、『エンジェルス・イン・アメリカ 第一部「至福千年紀が近づく」第二部「ペレストロイカ」』(作:トニー・クシュナー)、最古のテキスト“Q1”バージョンを新訳で上演した『ハムレット』(作:ウィリアム・シェイクスピア)、大学の恩師でもある太田省吾の名作を鮮烈に蘇らせた『更地』『水の駅』、上演時間が10時間に及んだ大作『グリークス』などがある。
近年の演出作に、PARCO PRODUCE 2024『東京輪舞』、KAAT神奈川芸術劇場『SHELL』、東京芸術劇場Presents木ノ下歌舞伎『勧進帳』、八月納涼歌舞伎『新・水滸伝』、ホリプロ『血の婚礼』、COCOON PRODUCTION 2022/NINAGAWA MEMORIAL『パンドラの鐘』、さいたまゴールド・シアター最終公演『水の駅』、シアターコクーン『プレイタイム』、PARCOオープニングシリーズ『藪原検校』などがある。
2018年(平成29年度)第36回京都府文化賞奨励賞受賞。
小田豊
1945年.長崎県出身。1971年、早稲田小劇場入団。『トロイアの女』をはじめとする公演に出演。この頃から演技者としての評価は高く、退団後も舞台中心に多彩な演出家の作品に参加。主な舞台に野田秀樹『キル』、ロベール・ルパージュ『オペラ・テンペスト』、竹内銃一郎『坂の上の家』、太田省吾『ヤジルシ~誘われて』、白井晃『ルル』、フレデリック・フィスバック『ソウル市民』、宮沢章夫『モーターサイクル・ドン・キホーテ』、蜷川幸雄『コリオレイナス』、栗山民也『氷屋来たる』、渡邊守章『繻子の靴』、Kawai Project『から騒ぎ』『間違いの喜劇』『お気に召すまま』『悪い仲間』等。杉原演出には、木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談―通し上演―』、KUNIO『夏の夜の夢』『グリークス』などに出演。
外山誠
1954年生まれ、東京都出身。1978年、文学座研究所入所。2020年まで文学座に在籍し、劇団内外で数多くの舞台を踏む。近年の主な出演舞台に『民衆の敵』(Bunkamura)、 『良い子はみんなご褒美がもらえる』『ピサロ』(ともにPARCO)、『私の心にそっと触れて』(メメントC + 山の羊舎)、『貴婦人の来訪』(新国立劇場)、『加担者』(オフィスコットーネ)、『オイディプス王』(パルテノン多摩)など。
杉原作品には『グリークス』(2019/KUNIO)、『オレステスとピュラデス』(2020/KAAT神奈川芸術劇場)に参加。
他に映画『マエストロ!』『ラプラスの魔女』『最高の人生の見つけ方』『AI崩壊』『追想ジャーニー』、TVドラマ『嫌われ監察官 音無一六』『混声の森』『ひとりぼっち』などに出演。趣味のギターでは『Morrisフィンガーピッキング・デイ』入賞3回の実力者。
大村わたる
1988年1月1日、奈良県生まれ。柿喰う客・青年団所属。
劇団以外の主な出演作に『東京原子核クラブ』、岡崎藝術座『イミグレ怪談』、
□字ック『掬う」、木ノ下歌舞伎『三人吉三』、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ビビを見た!』
MONO『隣の芝生も。』など。
映像作品では、テレビドラマ『ハヤブサ消防団』「SUPER RICH』
『カラフラブル』『MIU404』『あなたの番です』などに出演。
リー5世
1975年。アメリカ合衆国オレゴン州出身、
2000年より関西在住。お笑いショーなどに多数出演し、近年は、英語の教材、CMなどのナレーションや翻訳業を中心に活動。主な出演作は、【TV(出演)】連続テレビ小説『マッサン』(NHK・14)、『カムカムエヴリバディ』(NHK・21)、【TV ラジオ(ナレーション)】『SHINPUU2』(KTV・12)、『Kansai Deeper』(NHKワールド)、【CM・PV(ナレーション)】Panasonic、HIS、ダイハツ、大阪学院大学 英語教材ほか多数。杉原演出作品には木ノ下歌舞伎には、『勧進帳』(16・18・24)に出演。
中山翔貴
1999年3⽉18⽇⽣まれ。東京都出⾝。
2022年に、ドラマ『しろめし修⾏僧』(テレビ東京)にて俳優デビュー。
近年の主な出演作に、ドラマ『闇⾦ウシジマくん外伝 闇⾦サイハラさん』(MBS/TBS•22)、『ドラフトキング』(WOWOW•23)、『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(EX・23)、映画『うかうかと終焉』(23)、
『沈黙の艦隊』(23)など。⻘⼭学院⼤学野球部でアンダースローの投⼿として活躍した経験を⽣かし、TBS⽇曜劇場『下剋上球児』(23)では、1年⽣ピッチャー役として出演し、話題に。今作が、初舞台となる。
舞台監督:大鹿展明
照明:高田政義
音響:稲住祐平
衣裳:臼井梨恵
ヘアメイク:国府田圭
演出助手:千代麻央
演出部:石橋侑紀
協力:藤田有紀彦、山添賀容子
ドラマトゥルク:稲垣貴俊
制作:さかいひろこ
プロデューサー:小林みほ
著作権代理:株式会社フランス著作権事務所
スケジュール
受付は開演の45分前、開場は開演の30分前より
◎22日(土)15:00 |プレビュー公演(一般チケットが4,500円になります)
★23日(日)13:00 |終演後、翻訳の河合祥一郎と演出・美術の杉原邦生とのアフタートークあり
☆24日(月)13:00 |13:00から河合祥一郎によるプレレクチャー、13:40より上演開始予定
☆25日(火)17:30 |17:30から河合祥一郎によるプレレクチャー、18:10より上演開始予定
〇27日(木)18:00 |夜割対象(一般チケットが5,000円になります)
★28日(金)13:00 |終演後、劇作家・演出家の松井周、山本卓卓と杉原邦生とのアフタートークあり
※6/24、6/25は上演前に翻訳の河合祥一郎による『ゴドーを待ちながら』についてのプレレクチャーを実施。
※6/28は終演後に劇作家・演出家で“サンプル”主宰の松井周(まつい しゅう)さん、同じく“範宙遊泳”代表の山本卓卓(やまもと すぐる)さんをゲストにお迎えし杉原邦生とアフタートークを行います。松井さんとは2016年にKAAT神奈川芸術劇場にて『ルーツ』を、山本卓卓さんとは2024年にPARCO PRODUCE 2024『東京輪舞』でそれぞれクリエーションを共にしました。お二人と上演台本や作品の創作過程時の印象に残っているエピソードについてお話しする予定です。
※プレレクチャー及びアフタートークは該当上演回のチケットをお持ちの方のみご参加いただけます。
チケット
チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2024/5/12(日) ~ かながわメンバーズ入会はこちら一般:2024/5/18(土) |
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チケット料金 |
全席自由席(整理番号付きチケット・税込み)
※未就学児はご入場いただけません。 |
<ご来場の皆さまへのお願い>
※上演中・開演前・休憩中・終演後を問わず客席からの舞台撮影はご遠慮いただいております。
ご来場前に必ず、「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
主催:KUNIO/合同会社KUNIO,Inc.
提携:KAAT神奈川芸術劇場
お問合せ:KUNIO/合同会社KUNIO,Inc. info@kunio.me