『マダムバタフライX』~プッチーニのオペラ「蝶々夫人」より
- 日時 2012/11/10(土)~2012/11/18(日)
- 会場 ホール
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KAme
先行 2012/7/1(日) - 一般発売 2012/7/8(日)
第19回神奈川国際芸術フェスティバル
「マダムバタフライX」
プッチーニのオペラ「蝶々夫人」より
当日券のご案内
・当日券は各日発売いたします。
・開演の1時間前より、劇場5階ホール受付にて発売いたします。
・お支払いは現金のみです。
・発売券種につきましては、一部売り切れの場合もございます。
公演当日に劇場までお問い合わせください。
(公演前日18時まではチケットかながわ045-662-8866にてチケット発売がございます。)
上演時間:約2時間15分(途中休憩含む)
Cafe-Buffet AUBERテアトルスペシャルメニュー決定!
このときだけのスペシャルな味「蝶々のソフトⅩ、黒ゴマ、チョコ、メロン、各300円」お楽しみに!
国際芸術フェスティバル特典
第19回神奈川国際芸術フェスティバルの他公演、展覧会チケット半券をホール1階ホワイエ特設カウンターでご提示いただくと、「Cafe-Buffet AUBER」でのドリンク1杯と、オペラグラス貸出が無料になります!各公演先着40名様限定御早目に御来場下さい!
▽構成やあらすじ、観劇ポイント、亜門さんとソプラノ蝶々さん役嘉目さんのインタビューメッセージが載った「直前観劇ポイントリーフレット」が完成!
観劇前にぜひご覧ください!
ニュース!テレビカメラが潜入!
tvk「カナフルTV」でKAAT舞台裏と「マダムバタフライⅩ」稽古場、関係者インタビューが放映されました!
下記リンクをクリック
「平成24年10月28日 宮本亜門演出「マダムバタフライⅩ」徹底解剖~オペラって凄く面白いぞー!!!~」
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6546/p18520.html
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★11月11日(日)終演後アフタートーク決定!
出演/宮本亜門(演出家)、やなぎみわ(美術作家)
「マダムバタフライⅩ」のテーマや着想について、構成・演出の宮本亜門と、「エレベーターガール」「マイ・グランドマザーズ」ほか、女性をテーマにした先端的な作品で知られる、日本を代表する美術作家、やなぎみわさんが語ります!
やなぎ みわ Miwa Yanagi(美術作家)
京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1993年、京都で初個展を開催し、96年以降、海外の展覧会にも多数参加。2009年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家。近年は演劇公演を行い、近代日本における諸芸術運動の成立・混淆をテーマとする『1924三部作』や「PANORAMA~パノラマ~」を美術館や劇場で上演している。「駅の劇場」開催中。
http://artarea-b1.jp/event/pickup1209.html
http://www.yanagimiwa.net/
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★宮本亜門さんが11月5日(月)ラジオ、11月7日(水)テレビに登場!開幕迫った「マダムバタフライⅩ」の全貌を語ります!
①11月5日(月)18:00-18:30NHK・FM横浜放送局「FMサウンドクルーズ」 *蝶々さん役の嘉目真木子さんと亜門さん「蝶々夫人」の音楽を交えて30分じっくりトーク!
http://www.nhk.or.jp/yokohama/program/004/
②11月7日(水)23:00-23:30(再放送11月21日(水)BSフジ「レシピ・アン」
*世界で活躍するオペラ歌手、幸田浩子、北川辰彦、ジョン・ハオの3名とと亜門さんが音楽と料理で送る30分。
「マダムバタフライⅩ」の秘密が怒涛の質問攻めに?!
http://www.bsfuji.tv/recipean/index.html
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必見!「マダムバタフライX」を観劇前によく知る知識集!下の四つの項目をクリック!!
① オペラ「蝶々夫人」の作曲者、19世紀末から20世紀はじめを生きた、イタリアオペラ最大にして最後の巨人、ジャコモ・プッチーニの生涯は?
④「マダムバタフライⅩ」登場人物相関図
⑤ 演出家宮本亜門と、主演歌手、嘉目真木子おおいに語る!
必見!白熱する立ち稽古現場から、演出の宮本亜門、主演の嘉目真木子のメッセージ!
(上の「動画」タブをクリック!)
★今年のテーマは<オペラ>!みんなでフェスに行こう!フェスティバル特典! 第19回神奈川国際芸術フェスティバルの他企画のチケット半券を、本公演当日、会場内特設カウンターにてご提示の方には、『オペラグラス無料レンタル+ウエルカムドリンク』のプレゼント券をご用意しております。 各公演先着順限定40名様まで!
▼KAATが加わり、多様性と求心力を増すフェスティバル
1994年から、「オペラ・バレエの殿堂」神奈川県民ホール、「室内楽の殿堂」神奈川県立音楽堂を中心に内外の一流の公演、多彩な演目で開催してきた「神奈川国際芸術フェスティバル」。昨年の第18回から、演劇のための劇場「KAAT神奈川芸術劇場」がオープンし「はじまり、はじまる。」のキャッチとともに、新たな時代の幕が上がりました。
さらに今年は「オペラ」の共通テーマを掲げ、海外のグランドオペラだけでなく現代の編成による新作オペラ、声によるワールドミュージック、現代アートと、芸術のあらゆる領域から同時性を楽しむ展開となります。「オペラ」の定義は、アカデミックな意味を超え、時代によって変貌し、様々な表現を生み出す可能性をもっていると考え、その可能性をどこまで広げられるか、を展望する、多様性と求心性を増した新しいフェスティバル。そのフィナーレを飾るのが、KAAT芸術監督、宮本亜門演出の「マダムバタフライX」です。
これはあえてオペラの上演という形だけを取らずに、台詞、動き、そして出演者たちの生の「蝶々夫人」への思いなども入れ、日本に来た事がない他国のクリエーターたちによって、生まれた「蝶々夫人」が今や世界で、日本で受け継がれてきた事実と矛盾を今一度検証し、考察するものです。
また、フェスティバルの他の公演会場に足を運んでいただいた方に、「蝶々夫人」公演で特典を設ける仕掛けや、フェスティバル会期中には今回のテーマの拡がりについて語り合うシンポジウムも計画中です。「オペラ」を「皆様の手に届くもの」にしたいと考えます。
▼宮本亜門が解体する「オペラ」
2011年1月に宮本亜門が演出した三島由起夫の「金閣寺」はKAAT神奈川芸術劇場のNIPPON文学シリーズの第一弾として、「文学」を解体し、そしてあらたな「舞台作品」として創造しました。「活字の言葉」として完成された文学という芸術を音、光、人によって舞台上で立体化した本作品はニューヨーク公演時の劇評で「FUSION THEATERの成功例」と高い評価を得ました。
現代アートの世界でも、解体したピースにあらたなピースを加えながら、組み立て、あらたな作品を創作し、生命を与える手法は大きな潮流となり、多くの傑作を生み出しています。
「オペラ」は、音楽、言葉、演技、美術、そして舞踊、映像-全ての芸術を内包して成り立つ「舞台芸術の頂点」的存在です。そしてKAATは、フェスティバルフィナーレに宮本亜門によって「蝶々夫人」をいったん解体し、改めてその魅力を探ります。
▼幻想のヒロイン「蝶々夫人」
宮本亜門がその演目として選んだのはプッチーニの「蝶々夫人」。
アリア「ある晴れた日に」で有名な古典オペラ「蝶々夫人」は、世界中で繰り返し様々な演出で演じられ続けています。最近では物語を深く掘り下げ、時代を生きたお蝶の半生を宮崎あおいが熱演した市川森一さんの脚本によるテレビドラマ「お蝶さん」が、新鮮な感動を呼びました。
しかし、このプッチーニが描いた「蝶々夫人」の『日本』、あるいは『日本女性』は、彼の想像の産物です。実際に日本に来たことはなかったプッチーニが描いた蝶々夫人という日本女性、永遠のヒロイン、蝶々さんは彼の脳内で創られた幻想ともいえます。プッチーニにとって、蝶々さんの姿は無垢で純粋な日本女性の象徴を描いたのかもしれません。しかし、現代を生きる私たちには、ピンカートンの言葉を信じて、彼が戻ってくるのをひたすら待ち続ける蝶々さんの姿はどう映っているのでしょうか?
▼宮本亜門が解体、探求する「オペラ]
今回の宮本亜門は「幻想」でつくられた『日本』、あるいは『日本女性像』であるというところに着眼点を得て、創作します。それは現代日本で生活し、生きている人々、例えばワーキングウーマンたち、日米関係の視点、戦争を体験した世代、あるいは性別を超えた恋愛観を持つ人々の視点など、それぞれの生きてきた体験、あるいは人生の中から「蝶々夫人」を解体し、実際に生のオペラ歌手による歌声と共に、あるときは共鳴し、反発をしながら探求していきます。
その探求の先にあるものは私たちがどこかに置き忘れた「自己犠牲の愛」という言葉との出逢いなのか、否定なのか、あるいは愛そのものなのか・・・・。さまざまな人生観を持ち込んで「蝶々夫人」そのものを探求していきます。
「X」は未知を示す記号、あるいはある値を導くための記号として使われます。今回のタイトルは「マダムバタフライX」。宮本亜門が導き出す「X」の値を体験する舞台が「マダムバタフライX」なのです。
▼演出ノート
≪「オペラ」か「演劇」か?! はたして?≫
神奈川国際芸術フェスティバルは「オペラ」を題材に展開します。
KAATではオペラ「蝶々夫人」を題材にしますが、オペラを解体し、新たな「オペラ的演劇」の未来を考えていこうと思います。
世界に誇る日本を題材にしたオペラ「蝶々夫人」。それなのに脚本家も作曲家も日本を体験せずに作ったのがこの作品です。
なぜ私がこれを選んだか。
日本人女性の在り方がステレオタイプでとらえられ、何か違和感を感じざるを得ないからです。
だからこの作品を いろいろな角度から考え、解体し、新たなジャンルを超えた「マダムバタフライX」と題して創作しようと思いました。
「X」とは未知を示す記号、あるいはある値を導くための記号です。
自由な発想で現代の「X」、「蝶々夫人」をともに考えてみませんか?
歌、演劇、朗読、映像、写真、アートと「オペラ」が絡む、 新たな「オペラ的演劇」の新たな時間を、どうかお楽しみに。
宮本亜門
作曲/ジャコモ・プッチーニ
編曲/山下康介
構成・演出/宮本亜門
美術/伊藤雅子
照明/橋野明智
映像/栗山聡之
映像制作/泰永優子
衣裳/山下和美
ヘアメイク/川端富生
稽古ピアノ/瀧田亮子、古瀬安子、高木由雅、田島葉子
副指揮/小崎雅弘
演出助手/澤田康子、安尾絵美
舞台監督/安田武司(KAAT)
<出演>
▼歌手キャスト
蝶々夫人:嘉目真木子(ソプラノ)
ピンカートン:与儀巧(テノール)
スズキ:田村由貴絵(メゾソプラノ)
シャープレス:大沼徹(バリトン)
ケイト:鈴木純子(ソプラノ)
ゴロー:吉田伸昭 (テノール)
▼アクターキャスト
内田淳子
神農直隆
兼松若人
柳橋朋典
池袋遥輝(子役)
ピアノ/小林隆一、八木淳太
ヴァイオリン/吉田翔平
トロンボーン/山城純子
パーカッション/藤井珠緒
★キャスト最新情報
▼7/11:「マダムバタフライⅩ」タイトルロール決まる!
http://www.kaat.jp/news/2012/07/post-155.html
▼7/29:「マダムバタフライⅩ」歌手パートオール決定!
http://www.kaat.jp/news/2012/07/post-157.html
主催/KAAT神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
制作/株式会社パルコ
平成24年度文化庁優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業
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▽以下から第19回神奈川国際芸術フェスティバルのHPがご覧頂けます。
スケジュール
11.11 (日) 15:00☆
11.12 (月) 休演
11.13 (火) 休演
11.14 (水) 15:00
11.15 (木) 休演
11.16 (金) 休演
11.17 (土) 15:00☆
11.18 (日) 15:00
※開場は開演の45分まえ
※☆印は託児サービスあり
チケット
チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2012/7/1(日) ~ かながわメンバーズ入会はこちら一般:2012/7/8(日) |
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チケット料金 |
S席 8,500円
A席 7,000円
B席 5,500円
C席 4,500円
※B席、C席は演出によっては、舞台の一部が見えないことがございます。
高校生以下 1,000円
U24(24歳以下) 4,250円
シルバー割引 8,000円
※B席、C席、高校生以下、U24、シルバーはチケットかながわのみの取扱
※U24チケットは、予めチケットかながわにて電話予約の上、公演当日、開演45分前から公演会場の受付で、現金にてお支払いの上指定席とお引換をお願いします。開演15分前を過ぎてもお引換のない場合、キャンセルとさせていただく場合があります。
※未就学児童の入場不可
※車イスでご来場予定のお客様は、事前にチケットかながわ(045-662-8866)にお問い合わせください。
※営利目的の転売を禁止いたします。
※下記チケット前売所の他、神奈川芸術協会【電話:045-453-5080】でもチケットの取扱いがあります。
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