KAAT×国立劇場
<つたえつなぐ>『観てよみ解く~実演&レクチャー~』
KAAT神奈川芸術劇場と国立劇場がタッグを組んでお届けする、文楽の人形遣いと太夫にフォーカスした体験型レクチャー。
舞台でみる上演とは違い、近い距離で実演を体感していただいた後に、現代の舞台芸術の専門家やアーティストが、その魅力に迫ります。
この機会に、一緒に“古典”をよみ解いてみませんか?
- 日時 2025/3/15(土)
- 会場 中スタジオ
- 料金 全席自由 各回:2,000円 ※要申込
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お問い
合わせ KAAT神奈川芸術劇場 045-633-6500(10:00~18:00)
公演情報
KAAT神奈川芸術劇場と国立劇場が協働し、伝統芸能の継承や普及のために新たな取り組みを実施します。
KAAT神奈川芸術劇場と国立劇場がタッグを組んでお届けする、文楽の人形遣いと太夫にフォーカスした体験型レクチャー。
古来から脈々と受け継がれ、時代に合わせて様々に変化しながら、現代まで受け継がれてきた古典芸能。
しかし、現代においてはその魅力を知る人も少なくなってきました。
<つたえつなぐ>は、KAAT神奈川芸術劇場がその“古典”を現代の視点でよみ解くことで、現代演劇やコンテンポラリーダンスに繋がる舞台芸術として、古典芸能の愛好者だけでなく、観たことがない観客、また演劇やダンスのアーティストらに、その魅力や表現力を知っていただき、現代の私たちにとっても、近く、魅力的な芸能であることを発信していくシリーズです。
今回は、文楽の人形遣いと太夫にフォーカス。
素舞台での実演とレクチャーがセットになった、体験型レクチャーをお届けします。舞台でみる上演とは違い、近い距離で実演を体感していただいた後に、現代の舞台芸術の専門家やアーティストが、その魅力に迫ります。
この機会に、一緒に“古典”をよみ解いてみませんか?
スケジュール
■2025年3月15(土) 11:30 開演 (11:10 開場)
<文楽 人形遣い編>
出演:吉田勘彌
ナビゲーター:篠井英介(俳優)
■2025年3月15日(土)15:30(15:10開場)
<文楽 太夫編>
出演:豊竹若太夫
ナビゲーター:前川知大(劇作家、演出家、劇団イキウメ主宰 )
※各回とも、託児サービスあり。公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)
<上演時間:約2時間(休憩なし)>
開場は開演の20分前
※現状予定のため、変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。
出演者プロフィール
3月15(土)11:30 <文楽 人形遣い編>
吉田勘彌(よしだ かんや)
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【芸歴】
昭和49年 5月 国立劇場文楽第2期研修生となる
昭和51年 4月 二代桐竹勘十郎に入門、桐竹勘弥と名のる
昭和51年 4月 朝日座で初舞台
昭和61年11月 三代吉田簑助門下となり、吉田姓を名のる
【受賞歴】
平成11年 7月 因協会奨励賞
平成18年 3月 第25回(平成17年度)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
平成29年 4月 第36回(平成28年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
令和 2年 3月 令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>
令和 3年 3月 第40回(令和2年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
篠井英介(ささい えいすけ)
1958年生まれ、石川県金沢市出身。
84年、劇団『花組芝居』の旗揚げに参加。以降、女方として唯一無二の存在感で現代演劇を歩み続ける。代表作に舞台「欲望という名の電車」「サド侯爵夫人」イキウメ「人魂を届けに」など。藤間流師範名取・藤間勘智英の名を持ち、石川県観光大使も務める。1992年、第29回ゴールデンアロー賞演劇新人賞受賞。2023年、第58回紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。4・5月に東京グローブ座「Bug Parade」(作・演出 小沢道成)に出演予定。
3月15日(土)15:30 <文楽 太夫編>
十一代目 豊竹若太夫(とよたけ わかたゆう)
【芸歴】
昭和42年 8月 三代竹本春子太夫に入門 祖父十代豊竹若太夫の幼名の豊竹英太夫と名のる
昭和43年 4月 大阪毎日ホールで初舞台
昭和44年 7月 昭和44年4月春子太夫の逝去により竹本越路太夫の門下となる
平成29年 4月 大阪・国立文楽劇場において、六代豊竹呂太夫を襲名、「菅原伝授手習鑑・寺子屋の段」で披露
令和 4年 4月 切語りに昇格(重要な場を語る太夫に与えられる最高の資格)
令和 6年 4月 大阪・国立文楽劇場において、十一代目豊竹若太夫を襲名
[受賞歴]
昭和46年 9月 国立劇場奨励賞
昭和53年 1月 昭和52年度文楽協会賞
平成 6年 1月 第13回(平成5年)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
平成15年 1月 第22回(平成14年)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
平成29年 8月 第47回JXTG音楽賞「邦楽部門」※旧エクソンモービル音楽賞
平成30年 4月 第37回(平成29年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
令和 1年11月 第54回大阪市市民表彰
令和 4年12月 令和4年度文化庁長官表彰
[著作]
平成29年 3月 「文楽・六代豊竹呂太夫」(創元社)
※片山 剛氏との共著
前川知大(まえかわ ともひろ)
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劇作家、演出家。2003年より劇団イキウメ主宰。SFや哲学、オカルトを題材に、超常的な世界観を日常と隣り合わせで描き、時間と空間をシームレスに見せる演出を特徴とする。『散歩する侵略者』『太陽』など映画化された 作品も多く、映像脚本、小説も手掛ける。近年は韓国、台湾などで戯曲の上演が続いている。 2024年、『人魂を届けに』が読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞。 2025年、『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』が読売演劇大賞最優秀演出賞を受賞。5・6月にイキウメ新作公演「ずれる」を上演予定。
チケット
チケット料金 |
全席自由(税込) 各回:2,000円
お申込み・お支払い方法以下のURLの申込フォームから必要事項をご入力のうえ、お申込みください。 当日受付にてご精算をお願いいたします。
■3月15日(土)11:30 <文楽 人形遣い編> https://krs.bz/kanagawaaf/m/tsunagu1116
■3月15日(土)15:30 <文楽 太夫編> |
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<ご来場の皆さまへのお願い>
ご来場前に必ず、「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
※上演中・開演前・休憩中・終演後を問わず客席からの舞台撮影はご遠慮いただいております。
企画制作:KAAT神奈川芸術劇場、国立劇場
主催:KAAT神奈川芸術劇場、独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)