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お知らせ 2020/8/5 速報!長塚圭史 演出/KAATプロデュース「セールスマンの死」再演 全キャスト発表
2018年に長塚圭史が演出を手がけたアーサー・ミラーによるアメリカ現代演劇の金字塔、待望の再演!
2019年4月よりKAAT神奈川芸術劇場芸術参与を務める長塚圭史が、2018年11月に上演し、まさに今に響く作品と高く評価された「セールスマンの死」。KAAT神奈川芸術劇場10周年の記念プログラムの1作として、2021年1月に待望の再演を果たします。
本作は、主人公ウィリー・ローマンの死に至る最期の2日間を描き、1949年、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツァ賞を受賞し、テネシー・ウィリアムズとともにアメリカ現代演劇の旗手と呼ばれるアーサー・ミラーの地位を確立した彼の代表作です。
これまで多くの名優が演じ継いできた主人公の老セールスマン ウィリー・ローマンを風間杜夫が演じ、風間ならではの猛烈で新たなウィリー像を造形し、「子供のような大人、父になろうとしてなれない悲しみを体現」(18年11月16日 日本経済新聞/評:内田洋一より)と評され、多くの観客の感動を呼びました。その妻リンダ・ローマンに片平なぎさ、主人公の長男ビフを山内圭哉、次男ハッピーを菅原永二、ウィリーの友人チャーリーに大谷亮介、ウィリーの兄ベンに村田雄浩ほか、加藤啓、智順ら初演時の演技が高く評価されたオリジナルキャストが集結しました。
さらに新キャストに土屋佑壱、山本圭祐、佐野瑞稀、浜崎香帆(東京パフォーマンスドール)が加わり、パワーアップした「セールスマンの死」をお届けします!
現代の日本・家族にも通じうる、競争社会の問題、親子の断絶、家庭の崩壊、若者の挫折感など、第二次世界大戦後に顕著になったアメリカ社会の影の部分を鋭くえぐった「セールスマンの死」。文化や時代を越えて上演され続ける本作は、コロナ禍で先の見通せない不安が世界を覆う今、観客の心にどのように響くのでしょうか。
■公演概要
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「セールスマンの死」
作 :アーサー・ミラー
翻訳:徐賀世子
演出:長塚圭史
出演:ウィリー・ローマン 風間杜夫
リンダ・ローマン 片平なぎさ
ビフ・ローマン 山内圭哉
ハッピー・ローマン 菅原永二
バーナード 加藤啓
ハワード・ワグナー 土屋佑壱
女 智順(ちすん)
スタンリー 山本圭祐
ミス・フォーサイス 佐野瑞稀
レッタ/ジェニー 浜崎香帆
チャーリー 大谷亮介
伯父ベン 村田雄浩
■会場・公演日程
2021年1月 KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
※厚木・岩手・松本公演あり。
※公演日程、チケット発売日、チケット料金などの詳細は追って発表いたします。