KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
「湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。」
(みなとよこはまあらぶるいぬのさけび〜しんそう、さんにんきちさ。)
- 日時 2021/8/27(金)~2021/9/12(日)
- 会場 大スタジオ
- 料金 一般:6,800円 U24チケット(24歳以下):3,400円 高校生以下割引:1,000円 シルバー割引(満65歳以上):6,300円
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KAme
先行 2021/6/27(日) - 一般発売 2021/7/11(日)
湊町に、荒狗(アウトロー)たちの挽歌(さけび)が響く―― 「三人吉三」に想を得た、ハードボイルド現代劇!
CS放送局「衛星劇場」にて放映決定!
9/12(日)に千秋楽を迎えました「湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。」が
CS放送局「衛星劇場」にて放映されることが決定致しました!
日時:22/1/23(日)午後6:30~OA
玉城裕規さん、岡本玲さん、森優作さん3人のSPインタビューもございます!
是非ご覧下さい。
https://www.eigeki.com/
【前売り券・当日券情報】
■前売り券について
公演当日の窓口での密集・接触リスクを減らすため
各公演の開演2時間前まで、お電話・WEBにて前売り券をチケットかながわにてお取り扱いしております。
↓詳細は下記ページをご参照ください。
■当日券について
前売り券販売終了後、残席がある場合のみ
当日券を開演の30分前から、5階大スタジオ当日券売場にて販売いたします。
※ご購入者名及び連絡先をお伺いいたします。予めご了承ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※各種割引チケットは前売りのみの取り扱い。
なお、以下の回は予定枚数終了のため、前売り券・当日券ともに販売はございません。
9.12(日) 12:30
<上演時間:約2時間5分(休憩なし)>
千穐楽公演ライブ配信決定!
☆ライブ配信限定の特典映像あり!☆
・配信日程:9月12日(日)12:30~ ※ライブ配信終了後9月19日(日)23:59までアーカイブ配信あり
・チケット販売期間:発売中~9月19日(日)21:00
こちらから⇒https://eplus.jp/minatoyokohama-st/
今年度より導入されたシーズン制、一年目のテーマは「冒」。
シーズンの幕開けを飾るのは、作・野木萌葱×演出・シライケイタによる
歌舞伎の人気演目「三人吉三」をモチーフにしたハードボイルド現代劇。
2021年4月1日よりKAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任した長塚圭史は、今年度からシーズン制を導入することを発表しました。2021年8月~2022年2月までのシーズン一年目は、テーマを「冒(ぼう)」に決定。テーマにそった企画がプログラムされ、“飛び出す、はみ出す、突き進む”さまざまな作品が劇場を彩ります。
シーズン「冒」の始まりを告げる第一作目「湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。」(みなとよこはまあらぶるいぬのさけび〜しんそう、さんにんきちさ。)は、湊町を舞台に繰り広げられる、歌舞伎でおなじみの「三人吉三」をモチーフにした現代劇です。
河竹黙阿弥による七五調のリズム感あふれる文体、悪事を重ねながら生きるアウトローの主人公、因果応報が生み出すドラマティックな展開といった歌舞伎の魅力が詰まった人気演目を、現代に置き換えた任侠版「三人吉三」として書き下ろすのは、野木萌葱。東京裁判、大逆事件、グリコ森永事件などの歴史や史実を題材にした脚本でこれまでも高い評価を受けている野木が、「三人吉三」の世界観をどう現代に蘇らせるのか注目です。
演出は、蜷川幸雄演出の舞台で俳優としてデビューしたのち、2010年劇団温泉ドラゴンの立ち上げに参加し、脚本家・演出家として活躍の幅を広げているシライケイタ。2017年には読売演劇大賞杉村春子賞を受賞するなど、その手腕は高く評価されています。
注目の脚本家と演出家による待望の初タッグとなる本作に、個性あふれる魅力的なキャストが集結しました。
歌舞伎版「三人吉三」で和尚吉三にあたる役を、舞台のみならず近年では映画やドラマでも圧倒的な存在感を示している玉城裕規、お嬢吉三にあたる役を、若手実力派として多方面での活躍を見せる岡本玲、お坊吉三にあたる役を、話題の映画やドラマに数多く出演してその個性が光る森優作が演じます。彼らの親や取り巻く周囲の人々として、渡辺哲、山本亨、ラサール石井、村岡希美、大久保鷹、若杉宏二ら実力派俳優が出演し、ドラマを盛り上げていきます。
「三人吉三」同様、今作においても世の中からはみ出た悪党たちの葛藤や悲哀がにじむ、人間味あふれる物語が展開します。アウトローたちが湊町を舞台に運命に翻弄される任侠現代劇が、このカンパニーによってどのように立ち上がるのか、ぜひご期待ください。
作:野木萌葱
演出:シライケイタ
出演: 玉城裕規 岡本玲 森優作 / 渡辺哲 山本亨 ラサール石井
村岡希美 大久保鷹 筑波竜一 伊藤公一 那須凜 若杉宏二
■歌舞伎作品「三人吉三」(さんにんきちさ)とは
河竹黙阿弥作。『三人吉三廓初買(くるわのはつがい)』として1860年初演されたのち、『三人吉三巴白浪(ともえのしらなみ)』と題名を変え、人気狂言となり現在でも上演されている。和尚吉三、お坊吉三、お嬢吉三という三人が節分の夜に出会い、因果に巻き込まれていく物語。江戸の市井の人々の暮らしの中にあるドラマを描いた世話物(せわもの)を代表する演目のひとつ。盗まれた名刀庚申丸と百両をめぐって、次々と糸がからまるように3人を引き寄せていきます。
悪事を重ねながら生きるアウトローを主人公とした作品は「白浪物(しらなみもの)」と呼ばれ、昔も今も観るものの心をつかみます
【プロフィール】
脚本:野木萌葱
劇作家・演出家。大学在学中に「パラドックス定数」をユニットとして旗揚げ、2007年『東京裁判』初演時に劇団化。史実や実際の事件を枠組みとして用い、大胆な想像力で物語を創造。濃密な人間関係から生まれる緊張感のある会話劇を得意とする。「ウォーキング・スタッフ」プロデュース公演(演出:和田憲明)『三億円事件』『怪人21面相』『D51-651』で2016年に第24回読売演劇大賞優秀作品賞、文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞。「パラドックス定数」公演『731』『Nf3Nf6』で2018年に第26回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。最近の脚本に、ドラマ「コールドケース3」(WOWOW)、舞台『骨と十字架』(演出:小川絵梨子、2019年、新国立劇場小劇場)など。
演出:シライケイタ
劇作家・演出家・俳優・劇団温泉ドラゴン代表。1998年、蜷川幸雄演出『ロミオとジュリエット』のパリス役で俳優デビュー。その後、野田秀樹、木村光一、鐘下辰男など、数々の演出家の舞台に出演。2010年に旗揚げした劇団温泉ドラゴンでは、劇作家デビュー作となる『escape』を第一回公演で上演、第二回公演『BIRTH』より全作品の脚本・演出を手掛ける。2013年、文化庁・一般社団法人日本演出者協会主催による「若手演出家コンクール2013」にて、優秀賞と観客賞を受賞。2017年、第25回読売演劇大賞杉村春子賞を受賞。
【初日コメント掲載!】8/28
シライケイタさん
とうとう辿り着きました。初日を迎えることがこんなにも難しい世の中になるなんて、誰が予想したでしょう。
「開けない初日はない」
演劇を始めてから、何度も呪文のように繰り返されてきた言葉です。辛いとき、挫けそうなときに、この言葉に何度救われてきたことか。それが今は、「開けないかもしれない」と思いながら稽古をしています。稽古後の飲み会はもちろん、初日乾杯も打ち上げもありません。皆でひとつの作品を作り上げたことを労い合う時間も、本番後の高揚感の中、芝居談義を交わす時間もゼロです。それでも僕たちは、作ることを止められないし諦めたくないのです。
この作品には、全てのスタッフと俳優の願いが込められています。この作品を作りながら、演劇とはこんなにも豊かな行いなのだと再認識し、益々演劇が好きになりました。横浜の地から世界に向けて、我々はここに生きているんだと高らかに宣言します。この作品が、どこまでも高く飛躍するように祈ります。
どうか見届けて下さい。ご来場、心よりお待ち申し上げております。
玉城裕規さん
野木さんが描いた世界の中で、各々の役者が魅力たっぷりに生きているので、是非その生きざまを観に来ていただけたらなと思います。人が生きようとする生命力や熱量がつまっていて、辛さや苦しさがあっても懸命に生きている人たちの人間模様が描かれた作品です。
演じていて、ふと振り返るとよく分からなくなる程我を忘れてしまう瞬間もあるのですが、日々楽しくやっておりますので、この機会に、ご無理なさらない程度に観に来ていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
岡本玲さん
まずは、このような状況の中で誰ひとり欠けることなく無事に初日を迎えられたこと、お客様にご観劇いただけたことを心から感謝したいです。カーテンコールで拍手をいただいた時に、これは当たり前な事ではないと、あらためて身が引き締まりました。
野木さんが書かれた独特な台詞のやり取りや世界観を、「役者を見せたい」と言って下さったシライさんが演出したこの作品と役者とのぶつかり合いによって、毎回新しいものが生まれています。私も演じていて、ラストがどこへ向かっていくのか毎回楽しみな部分があり、一度この空気を感じていただけたらやみつきになるかも…と思いますので、是非体感しに来ていただけたら嬉しいです。
森優作さん
野木さんの戯曲には良い意味での違和感があり、不思議な世界です。そこに、これまでの俳優としての道筋がそれぞれ違うベテランの役者さんが集っていて、玉城さん、岡本さん、自分も毛色が全く違うと思っているので、お芝居をしていてすごく楽しいです。作品の世界観はもちろん、役者たちの掛け合いや会話も見どころです。
“ハードボイルド”と聞くと「渋いのかな」と思われるかもしれないですが、ばかなことを一生懸命やっている結果滑稽に見える人間のおかしみなども感じられると思うので、そのおかしみや滑稽さを楽しんでもらえたらなと思います。
【舞台写真掲載!】8/28 撮影:宮川舞子
【掲載情報】
6/2 バレエチャンネル 記事「ステージ交差点〜ようこそ、多彩なる舞台の世界へ〈第13回〉「運命」」
7/1 ステージぴあ 公演紹介
7/27 SPICE インタビュー記事「面白い俳優がいる」シライケイタが玉城裕規と初タッグ『湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。』
8/2 定年時代 公演情報
8/3 ステージナタリー インタビュー記事大切なのは“はみ出す”こと、シライケイタ&玉城裕規が意気込み「暑苦しい芝居がしたい」
8/5 InRed 公演情報
8/12 ぴあアプリ シライケイタさん×玉城裕規さんインタビュー
8/19 SPICE 野木萌葱さん×シライケイタさんインタビュー
8/20 mi-mollet(ミモレ) 公演紹介
8/21 Hint-Pot 岡本玲さんインタビュー 前編/後編
8/22 Astage 玉城さんインタビュー
8/24 読売新聞夕刊 野木萌葱さん×シライケイタさんインタビュー
8/24 2.5ジゲン シライケイタさん×玉城裕規さんインタビュー
8/25 神奈川新聞 シライケイタさんインタビュー
8/26 ステージナタリー 岡本玲さんインタビュー 稽古場ファッションケイコレ
8/26 朝日新聞夕刊 玉城裕規さん 岡本玲さん 森優作さんインタビュー
8/28 演劇キック シライケイタさん×玉城裕規さんインタビュー
8/29 ランランエンタメ シライケイタさん×玉城裕規さんインタビュー
8/31 ローチケ演劇宣言! シライケイタさん×玉城裕規さんインタビュー
9/3 公明新聞 公演情報
9/7 読売新聞夕刊 記事「8月の演劇 担当記者が振り返る」
9/15 神奈川新聞 劇評
12/14 読売新聞夕刊 回顧2021ステージ
【出演情報】
8/13 「~JK RADIO~ TOKYO UNITED」内コーナー「PLAY IT LOUD!」 玉城裕規さんご出演
【客席イメージ図】
※感染防止対策として、一定の間隔を空けた座席配置とさせていただいております。
<ご来場の皆さまへのお願い>
KAAT神奈川芸術劇場では新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底し主催公演を実施します。ご来場前に必ず、劇場HPの「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
【STAFF】
作 :野木萌葱
演出 :シライケイタ
美術 :松村あや
照明 :横原由祐
音楽 :的場英也
音響 :徳久礼子
衣裳 :藤田友
ヘアメイク:谷口ユリエ
アクション:渥美博
演出助手 :森菜摘
舞台監督 :足立充章
企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場
お問合せ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
スケジュール
8.27(金) 18:30
8.28(土) 12:30/17:30
8.29(日) 12:30◎
8.30(月) 休演
8.31(火) 18:30
9.1(水) 13:30◎
9.2(木) 13:30
9.3(金) 13:30◎
9.4(土) 12:30◎/17:30
9.5(日) 12:30
9.6(月) 休演
9.7(火) 13:30◎
9.8(水) 13:30
9.9(木) 13:30◎
9.10(金) 18:30
9.11(土) 12:30/17:30
9.12(日) 12:30
◎=託児サービスあり 公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)
※誠に恐れ入りますが感染症拡大防止の観点より、お祝い花(ロビー花・楽屋花)、プレゼント、お手紙など差し入れは辞退申し上げます。
休演日
8.30(月)
9.6(月)
チケット
チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2021/6/27(日) ~2021/7/10(土) かながわメンバーズ入会はこちら一般:2021/7/11(日) |
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チケット料金 |
全席指定(税込)
【チケット発売日】 KAmeかながわメンバーズ先行発売:6月27日(日)~7月10日(土) 一般発売:7月11日(日)~
※U24、高校生以下、シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEBにて7月11日より取扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)。 |