KAATキッズ・プログラム2023
『さかさまの世界』
おさなごころを持つ4歳から150歳向けダンス作品。
さかさまになった世界を救うカギは、こどもたちのイマジネーション!
振付・構成・演出:伊藤郁女
出演:川合ロン Aokid 岡本優 石川朝日
声の出演:伊藤博史 こどもたち(熊猫幼稚園、横濱中華幼保園)
- 日時 2023/7/1(土)~2023/7/9(日)
- 会場 大スタジオ
- 料金 おとな:4,500円 / こども(4歳~高校生):1,000円 【おとな・こどもペア券】5,000円 神奈川県民割引(おとな):4,000円【3作品セット券:5/20(土)発売】おとな:13,000円 / こども:3,000円
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KAme
先行 2023/5/25(木) - 一般発売 2023/5/27(土)
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お問い
合わせ チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
ニュース
当日券情報/新着情報
当日券情報
前売り券販売終了後に残席がある場合のみ、
開演の45分前から、5階大スタジオ入口当日券売場にて販売いたします。
<上演時間:約40分(休憩なし)>
開演の20分前頃~5階大スタジオのホワイエにて紙芝居を行います。
※3歳以下のお子様はご入場いただけません。
※各種割引チケットは前売りのみの取り扱い。
開演時間をご確認の上、お時間に余裕を持ってご来場ください。
■各公演の開演2時間前まで前売り券をご購入いただけます。是非ご利用ください!
詳細>>https://www.kaat.jp/news_detail/2000
▼公演アンケートはこちら
https://krs.bz/kanagawaaf/m?f=1359
舞台写真・コメント
舞台写真 撮影:金子愛帆
開幕に向けたコメント
ゲネプロでこどもが初めて劇場に来たので、ダンサー達が緊張していたと思うのですが、こどもたちに、あまり影響されずに冷静にできるようになったので、明日はもう大丈夫だなと。
本番はお客さまにエネルギーをもらえるのが楽しみです。
ボディペインティングのような学校であまりやらないことや、やっちゃいけないことやいたずらを、ダンサー達が舞台上で自由にやっているので、あまり日常にできないことを見て、刺激をうけてくれたらいいなと思います。
最後に一緒に踊りたくなると思うので踊りに来てください。
振付・構成・演出 伊藤郁女
森山未來さん応援コメント
伊藤郁女さんとご親交があり、KAATで上演された『Is it worth to save us?』でクリエーションも共に行われてきた、森山未來さんから応援コメントをいただきました。
伊藤郁女は、あらゆる他者を奔放に駆け抜ける。
全てのアーティストたちを、時には父を、時にはパートナーを。
身体を晒してあえて奔放に駆け抜けることで、他者と生きていくことでしか存在し得ない人間世界に、ある解決策を見出そうとしているようにも僕には思える。
駆け抜けていった後に残った彼女の足跡のような作品たちは、相対したアーティストたちへのリスペクトはもちろん、軽やかなユーモアや風刺と共に、表現を謳歌する彼女の無邪気な感性に満ちている。
今回の『さかさまの世界』ではその相手が「こども」である。
時に不条理で暴力的に映る「こども」と呼ばれる人たちの言動には、もしかすると世界を鮮やかに照らし出す視点が隠されているのかもしれない(隠しているわけではなく、「おとな」と呼ばれる人たちが気づかないだけなのかもしれないが)。
そんな考えのもとに、伊藤郁女とこどもたちが奔放に駆け回る。
どのような世界が眼前に開けるのか、とても楽しみだ。
KAATキッズ・プログラム『さかさまの世界』試演会映像
KAATキッズ・プログラム2023『さかさまの世界』演出家コメント
KAAT神奈川芸術劇場 RADIO KAAT Vol.12 ゲスト:伊藤郁女さん
公演情報
おさなごころを持つ4歳から150歳向けダンス作品。
さかさまになった世界を救うカギは、こどもたちのイマジネーション!
KAATキッズ・プログラム2023のスタートを飾るのは、欧州を中心に活躍し高い評価を得る、ダンサー・振付家 伊藤郁女による新作ダンス作品です。
伊藤郁女が2021年10月にフランスで創作した『LE MONDE À L'ENVERS』というこどものためのダンス作品を、『さかさまの世界』と題し、日本版として新たにクリエーションします。
伊藤は自作の紙芝居を通じて、こどもたちの想像力を集めるリサーチ活動を行っています。その活動で集めたこどもたちの様々な<ひみつ話>を素材に創られたのが本作です。
今回の上演にあたって、昨年12月に伊藤と出演者で劇場近隣の熊猫幼稚園と横濱中華幼保園に赴いてリサーチ活動を行いました。そこで集めたこどもたちのひみつの数々や想像力を本作に織り込むと共に、出演者のアイデアやこどもごころ、そして日本文化も取り入れるなど、フランス版とは異なる新たな表現を模索します。
単なるこども向け作品ではなく、対象年齢はおさなごころを持つ4歳から150歳!
おとなもこどもも楽しめるダンス作品です。どうぞご期待ください。
また、振付・構成・演出を手がける伊藤郁女は、23年1月からはフランス東部のストラスブール・グランテスト国立演劇センターTJPのディレクター(総芸術監督)に就任しました。日本人ダンサーがフランスの国立演劇センターのディレクターに就任するのは初めてのことであり、伊藤のダンスへの飽くなき探求心や様々なコラボレーション、ダンスに捉われない多岐に亘る活動が評されたともいえます。
世界を股に掛けた活動で注目を集め、日本での滞在制作は滅多にない伊藤郁女が手掛ける本作をお見逃しなく。
あらすじ
とあるダンサー・俳優たちは、思いがけない依頼で世界を救うことに。
異常な気候変動により、さかさまになってしまったこの世界をもとに戻すには、こどもたちの声やイマジネーションが必要だった。
はたして彼らは世界を救うスーパーヒーローになれるのか?
掲載情報
6/16 神奈川新聞 伊藤郁女さんインタビュー
6/20 読売新聞 夕刊 伊藤郁女さんインタビュー
6/28 ぴあ 試演会レポート
7/4 バレエチャンネル 試演会レポート
9/27 ダンスマガジン 劇評
キャスト・スタッフ
【振付・構成・演出】伊藤郁女
【出演】川合ロン Aokid 岡本優 石川朝日
【声の出演】伊藤博史 こどもたち(熊猫幼稚園、横濱中華幼保園)
コメント
<KAAT神奈川芸術劇場 2023年度ラインアップ発表より>
『さかさまの世界』は、元々フランスのチームで、フランスのこどもたちの秘密を使って創作したダンス作品です。今回はフランスのスタッフも参加しながら、日本バージョンとして、日本語で、日本のアーティストと創っていきたいと思います。12月にKAATの近くにある幼稚園に出演者の皆さんと行って、こどもたちに秘密を教えてもらいました。私はこどもの秘密や発想力が世界を逆さまに変えることができるのではないかという思いでこの作品を創っています。こどもの力を借りることで、アーティストや観客の「こどもごころ」を揺さぶり、観た方が笑って帰ることのできる作品になると思います。是非劇場にいらしてください。
振付・構成・演出:伊藤郁女
プロフィール
振付・構成・演出:伊藤郁女(いとう・かおり)
振付家・ダンサー。1979年生まれ。5歳よりクラシックバレエを始め、2000年にニューヨーク州立大学パーチェスカレッジへダンス留学後、立教大学で社会学と教育学を専攻。2003年~2005年に文化庁新進芸術家海外研修制度で渡米し、NYのアルビン・エイリー・ダンスシアターにて研鑽を積む。2003年にフィリップ・ドゥクフレ作品『Iris』の主役に抜擢。その後、ジェームス・ティエレやシディ・ラルビ・シェルカウイ、アラン・プラテルなど世界の名だたる振付家の作品に出演。拠点をフランスに移し、2015年に自らのカンパニー「HIME」立ち上げる。欧州の様々なバレエ団・サーカス学校・オペラ作品で振付を手掛けるほか、ダンスに捉われない多岐にわたる活動を行う。主な創作作品に、『私は言葉を信じないので踊る』『私を燃やして』『ロボット、私の永遠の愛』『Is it worth to save us?』『綾の鼓』『あなたへ』など。2015年SACDより新人優秀振付賞、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受賞。2022年第16回日本ダンスフォーラム賞大賞受賞。2023年1月よりストラスブール・グランテスト国立演劇センター「TJP」のディレクター(総芸術監督)就任。
<出演>
川合ロン (かわい・ろん)
日本国内を中心にダンサーとして活動中。山田うん、鈴木ユキオ、小野寺修二、北村明子、Inbal Pinto、Avshalom Pollak、Ella Rothchild、近藤良平、平原慎太郎など、国内外で活躍する振付家・演出家の作品に多数参加。ミュージカル、オペラ、MV(米津玄師等)、映画などで振付・出演もするなど幅広く活動している。近年は大小島真木、ひびのこづえ、森山未來など異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多数。また様々な年齢、性別、職業等を対象として全国でダンスのワークショップも行っている。
Aokid (あおきっど)
2010年東京造形大学映画専攻卒業。ダンスにおけるインプロビゼーションを起点とし、言葉や音楽、ドローイング、イベントといった方法にもその手法を拡張し、舞台や紙上あるいは都市へとスケールを変形させながら活動を展開する。主な作品に、プロジェクト 『Aokid city』(2012~)『どうぶつえん』(2016~)、ソロ公演『Port A Blue』(2022)、個展 「空をおこして」「顔をみせて」 (2022)など。 その他にも様々な作家(たくみちゃん、篠田千明、Chim↑Pom from Smappa! Group、額田大志、小暮香帆等)との共同制作、WWFesのキュレーター(2017~)を務める。横浜ダンスコレクションコンペティション2016<審査員賞>受賞。
岡本優 (おかもと・ゆう)
東京都出身。幼少よりクラシックバレエをはじめ、ジャズダンスやストリート等様々なジャンルも経験。現在はコンテンポラリーダンスを軸に東京を拠点に国内外でダンサー・振付家として活動。TABATHA主宰。笠井叡、木佐貫邦子、近藤良平、伊藤千枝、黒田育世、熊谷拓明、島地保武等の振付作品や、菅尾友、岡田利規演出オペラに参加。主な受賞歴に、トヨタコレオグラフィーアワード2012ファイナリスト、横浜ダンスコレクション2019<若手振付家のための在日フランス大使館賞><シビウ国際演劇祭賞>など。
石川朝日 (いしかわ・あさひ)
1995 年生まれ。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科一期生。在学中に演劇、舞踊を学ぶ。3年次に中退し、渡仏。パリにあるジャックルコック国際演劇学校に入学。マイム(同化)を中心に据えた教育体系の中で、仮面劇やコロス、コメディアデラルテ、クラウンなどのジャンルに触れる。2019 年に帰国。帰国以降、自身のルコックでの経験を再考しながら、ダンス、パフォーマンス、劇を緩やかに移動しつつ俳優として名乗り活動する中で、面(おもて)と身体(からだ)と空間、面と演技などについて考え、実践している。
【STAFF】
音楽:Joan Cambon
照明:佐藤綾香
音響:西田祐子
ワードローブ:柿野彩
舞台監督:小金井伸一
振付アシスタント:Adeline Fontaine
リハーサルディレクター:引間文佳
スケジュール
開場は開演の30分前
◎=託児サービスあり 公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)
チケット
チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2023/5/25(木) ~ かながわメンバーズ入会はこちら一般:2023/5/27(土) |
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チケット料金 |
入場整理番号付 自由席(税込) ※おとな・こどもペア券はチケットかながわにて5月25日より取り扱い(前売のみ)
「KAAT キッズ・プログラム2023」3作品セット券 『さかさまの世界』(7/1、2、8、9) おとな:13,000円(1,500円お得!) こども:3,000円 ※購入特典:オリジナルバッグ。劇場でスタンプを使って、マイバッグを作ることができます。 |
お得なセット券
「KAAT キッズ・プログラム2023」3作品セット券
『さかさまの世界』(7/1、2、8、9)
『さいごの1つ前』(7/21-24)
『くるみ割り人形外伝』(8/5-13)
3作品を通しでご覧いただける特典付きセット券を販売!
※購入特典:オリジナルバッグ。劇場でスタンプを使って、マイバッグを作ることができます。
「さかさまの世界」ご観劇日当日にチケットをご提示のうえ、お受け取りください。
おとな:13,000円(1,500円お得!) こども:3,000円
チケットかながわの電話・窓口・WEBで取り扱い(前売のみ・枚数限定)
<発売日:5月20日(土)>
KAATキッズ・プログラム2023
『さいごの1つ前』
7月21日(金)~24日(月)<大スタジオ>
作・演出:松井周
出演:白石加代子 久保井研 薬丸翔 湯川ひな
『くるみ割り人形外伝』
8月5日(土)~13日(日)<大スタジオ>
作・演出:根本宗子
音楽・演奏:小春(チャラン・ポ・ランタン)
出演:大橋凜乃/澤田杏菜(Wキャスト) 中村鶴松 一色洋平 もも(チャラン・ポ・ランタン) 山之口理香子
▼KAAT キッズ・プログラム2023詳細
<ご来場の皆さまへのお願い>
ご来場前に必ず劇場HPの「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
※誠に恐れ入りますが感染症拡大防止の観点より、お祝い花(ロビー花・楽屋花)、プレゼント、お手紙など差し入れは辞退申し上げます。
※上演中・開演前・休憩中・終演後を問わず客席からの舞台撮影はご遠慮いただいております。
主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場
公益社団法人全国公立文化施設協会
後援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
協力:Compagnie Himé、TJP CDN Strasbourg (centre dramatique national)
『公文協アートキャラバン事業劇場へ行こう3』参加事業
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2)
独立行政法人日本芸術文化振興会
アンスティチュ・フランセ パリ本部
お問合せ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)