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主催事業情報 2026/2/26 KAAT神奈川芸術劇場 2026年度ラインアップについて

KAAT神奈川芸術劇場では2026年2月26日(木)に26年度のラインアップ発表会を実施いたしました。                  
ラインアップ発表会では芸術監督 長塚圭史より、25年度の振り返りと26年度の年間プログラムの概要を発表し、各プログラムの演出家・作家からはビデオメッセージにてコメントをいただきました。

26年度も演劇、ダンス 、美術など、多彩なジャンルの作品をラインアップしておりますので、ご期待ください。

 

 

長塚圭史芸術監督コメント

KAAT神奈川芸術劇場では、毎年春節の祝いにアトリウムで横浜中華街の獅子舞が舞われます。今年は、これまでで一番大勢のお客様が来場されました。隣国からの観光客が激減し、動物園のアイドルがとうとういなくなってしまった今、アトリウムは人で溢れかえり、大いに賑わったのです。そこに改めて文化・芸能・芸術の力を見ました。  
私は芸術監督として1期目の任期をこの3月で終え、4月から新たな5年を歩み出します。この劇場としては初めての2期目を務める芸術監督となります。<劇場をひらく>と掲げて5年間歩んで参りましたが、これからの5年間は、これまで蒔いてきた種を丁寧に育てて、ますますひらいていきたいと思います。  
劇場は人間の想像力を豊かに育み、新しい視界を掴み、何より生きるエネルギーをもらえる場所です。このことをより多くの人に知ってもらいたい。KAATは神奈川県の劇場ですから、まず県民の皆様に大いに活用していただきたい。そしてもちろん隣接する東京都を始め、県外各地、世界各国から訪れていただき、楽しんでいただければこれほど誇らしいことはありません。  
KAATはバラエティに富んだ、素晴らしい作品群を毎年上演しています。演劇ファンの皆さんのみならず、まだ出会っていない多くのお客様にこの劇場を知っていただき、作品に触れていただき、通っていただけるよう、劇場スタッフ一同と共に邁進していきたいと思います。 

撮影:加藤甫

 

キービジュアルデザイン

GOO CHOKI PARプロフィール画像

GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)

 

GOO CHOKI PAR(グーチョキパー)は2015年に浅葉球、飯高健人、石井伶の3人によって結成されたデザイン&アートユニット。言語や思考を超えたビジュアルコミュニケーションを軸に様々な領域で活動する。近年の主な仕事に大河ドラマ「どうする家康」のタイトルロゴデザインをはじめ、ISSEY MIYAKE、New balance、Red Bulなどのグラフィックを手がけ、「東京2020大会」において、パラリンピックのアイコニックポスターを制作。

 

 

コメント

「長塚芸術監督からの、『なぜ人は線を引くのか?』という来年度のテーマからインスピレーションを受け、「線に翻弄される群像」を描きたいと考えました。KAATという芸術の広場に集う人々の群像図です」

 

2026年度は、外壁やフラッグなどさまざまな場面に展開していきます。

 


2026年度主催公演、主なラインアップ

※各演目の詳細は決まり次第、公式ウェブサイトなどでお知らせいたします。

 

<2026年度前半プログラム>

◇KAATキッズ・プログラム2026

『さかさまの世界』

おさなごころを持つ4歳から150歳向けダンス作品『さかさまの世界』が、パワーアップして帰ってくる!

振付・構成・演出:伊藤郁女

5月2日(土)~5日(火・祝) <中スタジオ>

《鑑賞サポート》難聴支援

 

 

◇KAATEXHIBITION 2026

三沢厚彦・棚田康司  
「彫刻される劇場」

演出される彫刻、彫刻される劇場 静と動が越境し、劇場という存在を彫り出す

作家:三沢厚彦・棚田康司

5月17日~6月14日<中スタジオ、アトリウム>

 

 

◇海外招聘公演

『Love Beyond(Act of Remembrance)』

言葉も記憶も失った彼に残されたものは、“自分自身”と、蘇る愛の“記憶”でした―

作:ラメシュ・メイヤッパン      
演出:マシュー・レントン

6月12日(金)~ 6月14日(日)予定<大スタジオ>

《鑑賞サポート》難聴支援

 

 

◇KAATキッズ・プログラム2026

『子どものための美しい国』(仮)

<国>を作るために奮闘する子どもの純粋さ、理想と現実との葛藤を描く

原作:ヤヌシュ・コルチャック(訳:中村妙子)      
作・演出:ノゾエ征爾      
音楽:田中馨

2026年8月予定<中スタジオ>

《鑑賞サポート》難聴支援、字幕タブレット

 

 

<メインシーズン>

「なぜ人は線を引くのか -Why do people draw the lines ?」

 

私たちは線を引かれた社会に暮らしている。

そして日々あらゆるところで、

線を増やし続けている。

意識的に引かれる線もあれば、無意識で生まれる線もある。

野生動物ももちろん、必要に応じて線を引く。

群れがそうだ(家族がそうだ)。

巣がそうだ(全ての建築がそうだ)。

縄張りがそうだ(国家がそうだ)。

 

インターネットやSNSは既存の社会の線を吹き飛ばした。

私たちは線から解放され、個個が出会い、声を交わすことが出来るようになった。

ところがこの優れた道具は、社会の線をより濃く、太く、時に有刺鉄線、導火線へと育てる。

個に届く声は大きく、強く、不安や勇気を増長する。

線のない自由な世界であったはずなのに、白黒がこれまで以上に分かれ始める。

よりはっきり、よりくっきりと。

 

あなたと私は違う。

私たちとあなたたちは違う。

どこが違うのでしょう?

なぜ私たちは線を引くのでしょうか?

 

KAAT神奈川芸術劇場 芸術監督 長塚圭史

 

※ ◆印のテーマ作品は今期のテーマに深くつながる3作品です

 

 

◆KAAT×阿佐ヶ谷スパイダース

『ジャングル』

県民たちとともに考え、つくる!  
実在した難民キャンプ「ジャングル」を描いた話題作、日本初上演  
作:ジョー・マーフィー&ジョー・ロバートソン      
翻訳:小田島創志      
演出:長塚圭史

10月10日(土)〜11月1日(日)予定<大スタジオ>

《鑑賞サポート》難聴支援、字幕タブレット、音声ガイド

 

 

◆KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

『蛙昇天』

社会に生きる「個」のあり方を生々しく抉り出す、木下順二の不朽の名作が壮大なスケールで描かれる!

作:木下順二      
演出:ウォーリー木下

10月~11月上旬予定<ホール>

《鑑賞サポート》難聴支援、字幕タブレット

 

 

◇KAAT DANCE SERIES

『Close Up』(クローズ・アップ)

独自のダンス言語を探求する気鋭の振付家ノエ・スーリエと6人の若手ダンサーが、バッハ晩年の最高傑作      
「フーガの技法」に挑戦、ダンスと古楽器アンサンブルの共生がパワフルで親密な舞台を生み出します。

構成・振付:ノエ・スーリエ

11月28日(土)・29日(日)<ホール>

《鑑賞サポート》難聴支援

 

 

◇KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

『ジャズ大名』

巨匠・筒井康隆による傑作小説から生まれた圧巻の舞台版、待望の再演決定!

原作:筒井康隆<「エロチック街道」(新潮文庫)所収>      
上演台本:福原充則、山西竜矢      
演出:福原充則      
音楽:関島岳郎

12月予定<ホール>

《鑑賞サポート》難聴支援、音声ガイド

 

 

◇KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

『スカイライト Skylight』

緻密な言葉で紡ぐ、普遍的な人間ドラマ――

作:デヴィッド・ヘア      
演出:杉原邦生

2027年1月<大スタジオ>

《鑑賞サポート》難聴支援

 

 

◆KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

『もうちょっとしたら、このあたりで』(仮)

読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した『ライカムで待っとく』再演から3年。    
作家・兼島拓也と演出家・田中麻衣子が再び新作に挑む!

作:兼島拓也      
演出:田中麻衣子

2027年1月下旬〜2月上旬頃<中スタジオ>

《鑑賞サポート》難聴支援、字幕タブレット

 


YPAM ‒ 横浜国際舞台芸術ミーティング2027      
2027年2月<ホール>ほか(予定)


【その他主催プログラム】

◇つたえつなぐ

古来より伝承されてきた日本の芸能を未来につたえ、つないでいくKAATの古典芸能シリーズ。今年度も国立劇場と連携し、実演やレクチャーをお届けします。

 

◇劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』

4月5日(日)~8月6日(木)<ホール>

神奈川県に拠点を置く劇団四季は、日本を代表するミュージカル劇団として、長年にわたり質の高い舞台芸術を創作・上演しています。当劇場では、2017年『オペラ座の怪人』、2018年『ノートルダムの鐘』、2019年『パリのアメリカ人』、2020年『マンマ・ミーア!』、2022年『ノートルダムの鐘』、2023年『クレイジー・フォー・ユー』、2024年『オペラ座の怪人』とこれまで7演目のロングラン公演を行い、延べ66万人を動員してきました。

2026年は、ABBAの名曲に彩られた傑作ミュージカル『マンマ・ミーア!』を、再び神奈川芸術劇場で上演し、県民に優れた舞台芸術の鑑賞機会を提供していきます。

主催:神奈川県、横浜市、(公財)神奈川芸術文化財団、四季株式会社


[共催プログラム]

かながわパフォーミングアーツアワード2027ファイナル:2027年3月<ホール>


[提携公演]

TAK in KAAT『THRESHOLD』:4月23日(木)~26日(日)<大スタジオ>      
た組×四把椅子劇団『どうも不安な様子』:5月7日(木)~10日(日)<大スタジオ>

R Plays company『Love and Information』:5月18日(月)~24日(日)<大スタジオ>

趣向『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』:5月30日(土)~6月7日(日)<大スタジオ>

まつもと市民芸術館プロデュース 木ノ下歌舞伎『心中天の網島』アクセシビリティ版:6月<大スタジオ>

横浜夢座 五大路子ひとり芝居『横浜ローザ』赤い靴の娼婦の伝説 横浜ローザ31年目-新演出で送る-ローザの旅:8月13日(木)~16日(日)<大スタジオ>

TAK in KAAT Theater Company 夜明け『Blue moment-2026-』:8月<大スタジオ>      
ミュージカル『アニオー姫』~Hẹn gặp lại 再び~:9月11日(金)~27日(日)<ホール>

CCCreation『タイトル未定』:9月<大スタジオ>      
庭劇団ペニノ『埋火(うずみび)』:11月12日(木)~15日(日)<大スタジオ>

山本卓卓×北尾亘『となり街の知らない踊り子』:11月下旬<大スタジオ>


【公演事業以外の主催プログラム】

カイハツ                
劇場が常に考える場、豊かな発想を生み出す場となることを目指し、クリエーションのアイディアをカイハツするプロジェクト。

新たな表現の実験、ジャンルを横断したアーティストの交流、様々な情報の収集など、以下のようなカイハツ活動を軸にして、劇場の創造活動の核を育てていくことを目指します。


◆企画・人材のカイハツ             
アーティストがその構想を試み、新たな出会いをもつ場として、上演を最終目的としない自由かつ実験的なクリエーション活動を行うことができる機会と空間を設けます。アーティストにとってはアイディアの種を試し育てる機会となり、劇場にとっては、新しい才能と出会うきっかけとなります。

 

◆戯曲のカイハツ                    
国内外の戯曲発掘および情報収集、海外戯曲の翻訳等を行い、時にリーディング試演を交えながら、作品への理解・戯曲へのリテラシーを深め、豊かな発想の土壌を育んでいきます。                     
 

◆創作プロセスのカイハツ

じっくり時間をかけて作品をクリエーションしていく創造形態を模索します。戯曲を書くためのリサーチ、上演に必要なワークショップや交流、トライアウト公演などを実施。稽古場と上演会場を持つ劇場の強みを生かし、数年間かけて作品を熟成させる創作過程を充実させ、豊かな成果を生み出します。 


KAATフレンドシッププログラム                    
「KAATフレンドシッププログラム」は、街の一部である劇場、街に飛び出す劇場、またあらゆる人々に「ひらかれた」劇場を目指し、外を歩く人々からも中を見渡せるKAATのアトリウムを主な会場として、演劇・音楽・ダンス・現代美術・トークイベント・バックステージツアーなど、様々な企画を開催していきます。より多くの皆さまに劇場に親しんでいただくこと、劇場を開かれた場にしていくことを目指したプロジェクトです。

【定期開催】KAATアトリウム映像プロジェクト

      KAATフレンドシッププログラム「みんなのKAAT バックステージツアー」

      KAATマルシェ


KAAT神奈川芸術劇場の取組

使途の指定可能なオンライン小口寄付「HEART KAAT」

2023年4月より開始し、多くのお力添えをいただきました「オンライン小口寄付」。この度、KAATオリジナルの名称として「HEART KAAT」として改めてスタートしました。  
これまで同様、鑑賞サポート、子ども招待、人材養成事業等、使途を指定して、クレジットカードで気軽にご寄付いただけます。

▼詳細・活動報告はこちら

https://congrant.com/project/kaf/6038

 

各種割引チケットの発売              
神奈川県在住・在勤の皆さまを対象にした「神奈川県民割引」をはじめ、U24チケット(24歳以下)、シルバー割引(満65歳以上)、高校生以下割引をすべての主催公演で実施しています。

 

KAATメインシーズンパスポート              
2025年度にメインシーズン全6作品をセットでご鑑賞いただける「KAATメインシーズンパスポート」の販売を開始したところ、予定枚数を終了し、追加販売も行うなど大変好評をいただいたため、2026年度も販売を決定しました。2026年度も対象作品は6作品となります。  
各作品のチケット発売日よりも前に、どこよりも早く観劇日のお申込みができる「KAATメインシーズンパスポート」をよろしくお願いいたします。

詳細は後日発表いたします。

 

※2026年2月26日現在の情報です。今後変更の可能性もございますので、ご了承ください。

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