KAAT神奈川芸術劇場プロデュース
『もうちょっとしたら、このあたりで』(仮)
読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した『ライカムで待っとく』再演から3年。
作家・兼島拓也と演出家・田中麻衣子が再び新作に挑む!
作:兼島拓也
演出:田中麻衣子
- 会場 中スタジオ
公演情報
読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した『ライカムで待っとく』再演から3年。
作家・兼島拓也と演出家・田中麻衣子が再び新作に挑む!
沖縄在住の新進劇作家・兼島拓也の書き下ろし、沖縄に出自を持つ田中麻衣子の演出による『ライカムで待っとく』は、アメリカ占領下の沖縄で起こった1964年の米兵殺傷事件を基に書かれたノンフィクション「逆転」(伊佐千尋著、新潮社・岩波書店刊)に着想を得て、KAATのカイハツプロジェクトを通して丁寧なリサーチを重ねて創作された作品です。2022年の初演時に、第30回読売演劇大賞優秀作品賞受賞、第26回鶴屋南北戯曲賞ノミネート、第67回岸田國士戯曲賞最終候補作選出などの高い評価を得、さらに2024年に行った再創作による再演では、その社会性、同時代性、演劇性が改めて大きな話題を呼び、公演チケットは完売、追加公演を実施するなど大盛況のうちに幕を閉じました。
その後兼島は東京・ロンドンで新作を発表するほか、『花売の縁オン(ザ)ライン』が第69回岸田國士戯曲賞の最終候補となるなど、躍進を続け、田中も、話題となった一人芝居・『キャプテン・アメイジング』や海外戯曲作品の演出を手掛け、演出家としての手腕を発揮しています。
そして、本土復帰から55年となる2027年、深い眼差しを持って沖縄と向き合い続けてきた両名が、満を持して再び協働します。本作の舞台は近未来、神奈川県に位置する架空の人工島・房島。沖縄から房島へ移り住んだ人々の日常が軽快なテンポで描かれながら、その日々は徐々に時空間を飛び越え往来し、沖縄の未来を、今、ここにいる私たちのその先を暗示していきます。
『ライカムで待っとく』を経て紡ぐ、未来に向けた新しい物語に、どうぞご期待ください。
キャスト・スタッフ
【作】兼島拓也
【演出】田中麻衣子
プロフィール
<作>
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兼島拓也
1989年、沖縄県沖縄市出身。 2013年に演劇グループ「チョコ泥棒」を結成し、脚本と演出を担当。沖縄の若者言葉を用いた会話劇を得意とし、コメディやミステリを軸としたオリジナル脚本の上演を行う。また、琉球舞踊家との演劇ユニット「玉どろぼう」としても活動。 脚本を担当したオーディオドラマ『ふしぎの国のハイサイ食堂』(NHK・2021)で第31回オーディオドラマ奨励賞入選。『Folklore(フォークロア)』(2018)で第14回おきなわ文学賞シナリオ・戯曲部門一席を受賞。 『ライカムで待っとく』が第30回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞、第26回鶴屋南北戯曲賞および第67回岸田國士戯曲賞で最終候補となる。2026年10月那覇市主催にて新作公演(演出:栗山民也)上演予定。
<演出>
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田中麻衣子
兵庫県宝塚市出身。日本大学芸術学部演劇学科演出コース卒業。新作や、国内外問わず近現代戯曲、ミュージカルなどの演出を担当する。主な演出作品に、『キャプテン・アメイジング』(2025)、『Shakespeare’s R&J』(2018, 2023)、『ローズのジレンマ』(2023,2025)、『トミイのスカートからミシンが飛びだした話』(2018,2025)、『燃ゆる暗闇にて』『どうぶつ会議』『胎内』『罪と罰』『Le Nez』などがある。2014年度文化庁新進芸術家研修制度にてロンドンで研修。KAATで2022年に演出を担当した『ライカムで待っとく』が第30回読売演劇大賞作品賞受賞。2024年再演。
スケジュール
2027年1月下旬〜2月上旬頃<中スタジオ>















